約300kgの重さがある電池パック

 今回の分解展示は1次分解という位置付けだ。2017年11月25日にリーフの納車を受けてから、2018年12月10~15日まで実車走行試験を実施してきた(走行試験編の関連記事)。その後、沖縄県うるま市にある整備工場において、12月18日から1台の車両を延べ約2週間かけて各モジュールに分解した。

新型リーフの1次分解の様子
(撮影協力:セーフィー)

 分解の第1段階は、まずナンバープレートを外し、車室内の後部座席下にある電池パックの遮断機である「サービス・コネクタ」を解除し、主電源を遮断することである。その後、フロント周り、ドア、フロントガラス、室内インテリアと効率良くパーツを外していく。

 最大の難関は電池パック。一度、リフトで車両を持ち上げて、電池パックを降ろす準備を整えてから、電池パックを分離した(図2)。電池パックの重さは約300kg。そのまま持ち運ぶことは難しいため、シールされた電池パックの外装をはがし、さらに電池パック内にある電池モジュールごとに解体した(図3)。

図2 約300kgの電池パックを取り外す
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図3 電池パック内も分解。弁当箱のような形状の電池モジュールが並ぶ
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