アップサイドでは「最近面白かったことを投稿してください」といった週1回テーマを与える。全社員は5分以内に起承転結を含んだ話を投稿する。木村社長はすべてに目を通しコメントをつけていく。木村社長は「クスっと笑える話ができるスタッフほど売れる」という。

 さらにアップサイドは週報も動画に切り替えた。毎週全社員が今週の振り返りと次週の目標を設定するために動画を撮る。動画では表情が映るので、目標に対する真剣度も透けてしまう。「紙の週報だと『来週こそ頑張ります』と簡単に書きやすい。動画は私がスマホの向こう側にいると思うと気合が入るようだ。目標に対する実績もずれなくなってきた」(木村社長)。

 これまでも社員同士でノウハウを共有するためにナレッジマネジメントシステムを採用する企業は多かった。だがシステムの使い方が難しかったり、情報が少なかったりするといった理由でなかなか定着しなかった。

 いまの若手社員はデジタルネーティブ世代なので、スマホを肌身離さず生活している。紙のマニュアルを手渡すよりも、スマホを使って教育する方がハードルは低い。動画を使うことで文字では分かりづらいことも伝わる。携帯電話でも動画が見られる通信網が当たり前となったいま、販売力の向上に動画の活用が主流となりそうだ。

採点機能がついているので評価できる