シリーズ
急発進した夢の治療~再生医療の「いまココ!」

完結
11回
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脳の再生へ、パーキンソン病以外の治療にも道
iPS細胞を使った世界初のパーキンソン病の治験が8月1日にスタートした。前回に続き、京都大学iPS細胞研究所の髙橋淳教授にご登場いただき、治験の詳細を聞いた。
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モハメド・アリも苦しんだ難病にiPS細胞で挑む
先日、iPS細胞を使ったパーキンソン病の臨床試験(治験)を始めると京都大学iPS細胞研究所の髙橋淳教授らのグループが発表しました。長年研究を続けてきた髙橋教授にお話を伺い、2回にわたりお伝えします。
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2018年、再生医療はどこまで進んでいる?
iPS細胞や再生医療について関心はあるけど、何が行われているのか分かりにくいですね。ネット上にもさまざまな情報があふれていますが、一方で誤った情報が多いことも問題になっています。今回は、市民や患者の視点に立った医療情報の…
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iPS細胞で新しい薬が発見できるのは、なぜ?
iPS細胞を使って、新しい薬が発見されているのをご存じですか? iPS細胞の登場で、再生医療と同様に薬をつくる創薬研究も急ピッチで進められています。iPS細胞が薬の開発にどのように役立つのか。iPS細胞による創薬研究の「…
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違法な「さい帯血」移植はなぜ行われたのか?
さい帯血という血液を使った医療行為を無届けで行った医師らが先日逮捕されました。さい帯血は再生医療の現場で使われています。いま、さい帯血をめぐって何が起きているか。そして、私たちが気をつけるべきことは?
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がん化しない・拒絶しない! 進化するiPS細胞
iPS細胞を実際の医療に使うための研究はどんどん進んでいますが、実はiPS細胞自体も進化を遂げているのをご存じですか? 今回は、京都大学iPS細胞研究所(CiRA/サイラ)の戸口田淳也副所長にお話を伺い、進化するiPS細…
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iPS細胞の発見から10年! 難病薬の発見も進展
世紀の大発見!と言われたiPS細胞の発見から今年で10年。その節目の年に、京都大学iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)に、新しく第3研究棟が完成しました。今回はちょっとワクワクしながら訪れたCiRA研究棟の「いまココ」リ…
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iPS細胞使う低コストの心臓移植、年内実現へ
つい先日、他人由来のiPS細胞を使った網膜移植手術が話題になったばかりですが、同じように他人由来のiPS細胞を用いた心臓移植が年内、もしくは来年にも行われようとしています。研究を進めている大阪大学医学部の澤芳樹教授に詳し…
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“心筋シート”使う心臓病治療が始まった!
再生医療の研究は、目、歯、皮膚、脳、心臓、肝臓、腎臓など、あらゆる臓器で行われているが、既に実際に受けられる治療がある。世界で初めて、筋肉の細胞を培養してシート状に加工した「筋芽細胞シート」による心臓病の治療が始まってい…
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iPS細胞の提供一部停止、再生医療への影響は?
先日、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)が発表した「iPS細胞の提供、一部停止」という事態。何やら大ごとのようだが、例によって、具体的なことはよくわからない。現在、行われている再生医療に使うiPS細胞の備蓄(ストック…
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再生医療ってなに? 未来はどう変わる?
いま、注目を浴びている再生医療。でも、ちょっと難しすぎて実際に行われていることが、容易に理解できないというのが正直なところではないだろうか。そこで、いま再生医療の現場にいる方々に直撃取材! 再生医療の現状とそれぞれが目指…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回