「家庭」のためのお土産
家庭にはぜひ薫製されたたくあん、いぶりがっこを。最近はアレンジメニューも多く、関東でもスライスしたいぶりがっこにクリームチーズを乗せて出す居酒屋も少なくない。ポテトサラダと合わせたり、刻んで納豆に入れたり、組合せのアイデアはどんどん広がる。しかも日持ちがよい。
もともとスライスされた袋入りのものもあるが、店員さんによると1本タイプが断然おすすめだそう。合わせるものによって厚さを変えたり、細く切ったりできるからとのこと。また店員さんの多くは、薫製された大根を買い、自宅でいぶりがっこを作るそうだ。
漬物のコーナーで異彩を放っていたのは、ロイヤルブルーの茄子漬け各種。

店で撮影をしていると、お客さんが申し訳なさそうに大きなパックをごっそり買って行ったりする人気のおかず。ミョウバンを使って茄子を漬けるとこのような色になるとのこと。中でも餅米と共に漬け込んだ茄子漬けは甘く爽やかで、いくらでも食べられる。秋田の食品は、甘い味付けのものが多い。
取材が秋だったため、春夏にはない食材もあるが、ぜひ現場の店員さんにおすすめを尋ねてほしい。一年中、ご当地野菜や山菜が入れ替わるので、行くたびに発見がある。
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