「家庭」のためのお土産

「ゆず酢」(春日農園)
「ゆず酢」(春日農園)

 牟岐の人たちはゆず果汁を様々な料理にふんだんに使う。特に惣菜売場で買ったちらし寿司のパックを開けた時に漂うゆずの香りは格別で、暑い日中でもモリモリと食欲が湧いてくる。

 ふたを開けると「ポンッ」と勢いよく開き、酸味が舌にぴりっと来る。ここまで主張が強く濃い味を知ると、なかなか他のメーカーには手を出しにくくなるかも。揚げ物に掛けて爽やかに、夏場ならそうめんのタレに垂らしたり、冬の鍋物にもピッタリ。水で薄めて蜂蜜を入れジュースにしても。家の冷蔵庫に1本あれば大活躍してくれるだろう。

ご当地のコッペパン(メーカー不詳)
ご当地のコッペパン(メーカー不詳)

 全国のスーパーを巡る中で楽しみなのが、ご当地パン。取材で滞在する時は、ホテルの朝食を付けずにスーパーのご当地パンを試食する。日持ちしないものも多く、せいぜいおとなりの県くらいまでしか手に入らないものも多い。

 ご当地パンの袋によく見られる、どこかで見たような気がするレトロなデザインは、昔から長く愛されている証拠。ここ牟岐でも、店員さんが学生の頃からよく食べているコッペパンが、今も引き続き入荷されている。学生時代を思い出しながらおやつにいただくらしい。思い出をお裾分けしてもらうのもこの旅の醍醐味だった。