「会社」のためのお土産
ラベルの文字が目に飛び込んでくる、迫力のリンゴジュース。りんごの味が濃厚で、よく冷やして飲むと頭もすっきり、気分もぱっと切り替わる。どうしてもお茶やコーヒーが多くなる会議で出してみれば、たちまちいいアイデアが飛び出す、かも?
大きなサイズが揃っているので、配送してもらってもいいかもしれない。日本のスーパーはどこも丁寧に包んで迅速に配達してくれるので、毎度密かに感動している。
「家庭」のためのお土産

ツルヤに関する噂の中でかなりの部分を占めるのが、このオリジナルのジャムについての話だった。近県の別チェーンのスーパーの取材をした折りに、そこの店員さんに聞いてみると、「休みの時にはツルヤまでこのジャムを買いに行く」という人もいるくらいだった。数十種類もがずらりと並び、どれを買うのか迷うのもまた至福の一時である。
店員さんの個人的なおすすめということで買ってみたブルーベリーは、今までにない芳醇な香り。パンと紅茶だけの時間のない朝でも、このジャムのおかげで満足度は高まる。家族の評判が良かったら、夏場の旅行先にしてみるのもいいだろう。

地元客に向けた商品と、観光客に向けた商品とのバランスがとてもよかったツルヤ。どちらにとっても楽しい買物ができる。見つけて嬉しかったのは、地元の中の地元の人たちが定期的に買って行くという、「いなごの甘露煮」(原田商店)。
長野の風景を描いた、ちょっとレトロなデザインのラベルは、いつまでも守っていきたいと思わせる愛らしさに満ちている。
他にも小鮒の佃煮や蜂の子など、海のない内陸ならではの食品も多い。スーパーの食品を見て、その地域の食卓を想像するのはとても楽しい。
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