47都道府県の地元密着型スーパーマーケットを訪ね歩き、従業員さんにインタビューをし、味とデザインの両面からおいしいものを探した新刊、『地元スーパーのおいしいもの、旅をしながら見つけてきました。47都道府県!』。

 その中から、出張で立ち寄った際に、おいしいのはもちろん、お土産として「自分で移動中に楽しめる」「数があって会社でばらまける」「家に持ち帰って家族を喜ばせる」ものを厳選し、日経ビジネスオンラインでご紹介していきます。

 第6回は北海道の札幌市。

 あまりにも広い北海道で、どこを訪ねるのかは重要な問題。今回は、札幌市の中でも社長さんや資産家の方が多く住むという、アッパーなエリアを目指してみることにした。札幌駅から地下鉄で「西28丁目」下車、空が大きく空気も澄んでいる気持ちのよい場所だ。

 「北雄ラッキー・山の手店」では、この支店ならではの「山の手プレミア」というブランドも展開していると聞いた。店頭には青々として大振りな北海道野菜が積まれ、この光景を見ているだけで気分は上がる。

 今回も「車中(主に新幹線などの車内で、自分で楽しむ)」「会社(いくつか個数が用意でき、大人数に配れそうなもの)」「家庭(家族が喜んでくれそうなもの)」と、目的別に分けて選んでみた。

「車中」のためのお土産

「しおA字フライ」(坂栄養食品)

 「素朴なパッケージデザイン」「あとを引く味」「不思議なネーミング」と、優れたご当地菓子の3大要素を軽々とクリア。ほんのり塩味があとを引く小さなスナックは、このスーパーのすぐ近くの工場で作られているそう。ビールやチューハイとも相性が良い。

 手に取ったアルファベットを頭文字に英単語を思い出してみるなど、一人遊びをしてみるのも車中の密かな楽しみになる。もちろんご家庭用のお土産にしても。

「会社」のためのお土産

 「山親爺」(千秋庵)

 北海道で「山親爺」といえば熊のこと。鮭を背負ってスキーを履いた、いかにも北海道らしい出で立ちの熊のレリーフが愛らしい。パリパリサクサクした、牛乳やバターの香り豊かなせんべいは、初めて食べるのになぜか懐かしい。

 山親爺の1990年頃のCMソングは現地で人気だったらしく、あなたの同僚に出身者がいたら盛り上がるかもしれない。メーカーの千秋庵は1921年に創業。他にも地元に愛されるお菓子を多数生産している。