47都道府県の地元密着型スーパーマーケットを訪ね歩き、従業員さんにインタビューをし、味とデザインの両面からおいしいものを探す…スーパーマーケットマニア、森井ユカさんの新刊、『地元スーパーのおいしいもの、旅をしながら見つけてきました。47都道府県!』。その中から、出張で立ち寄った際に、おいしいのはもちろん、お土産として「自分で移動中に楽しめる」「数があって会社でばらまける」「家に持ち帰って家族を喜ばせる」ものを厳選し、日経ビジネスオンラインでご紹介していきます。

 第4回は宮崎にお邪魔した。

 伺った「うめこうじ ながの屋・瀬頭店」は宮崎駅から徒歩10分もかからない、観光客でも行きやすい便利な立地。自社農園と加工工場があり、全ての食品を添加物なしのオーガニック食品にすることを目指している。若くて頼もしい店長さんががんばる、地元のお客さんの信頼も厚いスーパーマーケットだ。

 鶏やマンゴーなど、昔に比べると宮崎の名産品の知名度は一気にアップしたが、普通の暮らしの食卓に上がるのはどのようなものかを見るには、やはりスーパーマーケットに行くのが一番わかりやすい。

「車中」のためのお土産

「九州ピュアドライ」(南九州プロジェクト)

 移動の車内で、お腹がとてもすいている訳ではないけどなんとなく口寂しい、というとき、また車内がちょっと混雑していてお弁当を広げる余裕がないようなときに、ドライフルーツがピッタリだ。

 南九州プロジェクトは、九州のおいしい素材を、旬以外でも食べられるようにと始めた宮崎のメーカー。砂糖不使用なのに甘さが凝縮されていて、満足度が非常に高い。おすすめは「宮崎柑橘ミックス」。一枚ずつ味が変わるのが面白い。

「会社」のためのお土産

「極上生カステラ」(永野)

 ながのの自社工場で作られたカステラ。今まで食べたどのカステラよりも柔らかく繊細、驚くほどしっとりとしておいしい。甘党の多い部署であるなら歓声が上がること間違いない。

 注意するのは持ち帰りの方法。くれぐれも鞄に放り入れないように、ワレモノでも運ぶ気持ちで、丁寧に手持ちで運ぶべし。テーブルに運ぶその姿を見て、社員のみなさんも「いったい何が出てくるんだ?」と身構え、そしてその味にきっと感動することでしょう。