就寝中に装着することで、起きている間は裸眼で生活できる矯正レンズを開発・製造する。東レから素材供給を受け、日本だけでなくアジア市場での販売も目指す。

適応レンズ診断アプリも
角膜の形状に合わせ、60種類のレンズを用意。どのレンズが最適か、眼科スタッフがタブレット上で簡単に選べるアプリも開発(写真=的野 弘路)

 小学生の2割、中学生の4割、そして高校生では5割──視力の矯正が必要な視力0.7以下の近視患者の割合だ。テレビゲームやスマートフォンなどの普及により、日本人の視力は過去最低と言われている。

 近視の視力矯正として一般的なのが、眼鏡やコンタクトレンズ。角膜を削って視力を矯正するレーシック手術も普及しつつあるが、手術に抵抗感を持つ人は多い。また、18歳以下は施術対象外だ。

 「手術をしなくても、近視患者が裸眼で過ごせるようにしたい」。こんな思いで開発されたのが、ユニバーサルビューの視力矯正レンズ「ナイトレンズ」だ。東レの特殊素材を使ったナイトレンズ「ブレスオーコレクト」は2012年の販売開始以降、利用者が増えている。

口コミ効果もあり右肩上がりで増加
●ナイトレンズを取り扱う施設数