サービスの主な提供対象をチェーン店に絞ることは、新規事業の利益率を短期間で高める上でも都合がいい。ある店の出退店で一度信頼が得られれば、同じチェーンが別の地域で出退店する際、再び仕事を発注してくれる確率が高まるからだ。

業績は安定

 一方、従来のDPE店チェーンは、「写真屋さん45」から「45プリントプロ」に店名を変更。社内にある印刷やデザイン技術を生かし、地域の商店や企業のチラシ、看板、内外装などを担うサービスを充実させ、生き残りを図っている。

 業績も安定してきている。最終損益は09年に黒字転換して以降、コンスタントに利益を計上。「店舗の内外装サービスの利益率は国内で高いほうに入るはず」と大塚は言う。18年12月期の売上高は約40億円を見込む。

 2018年5月には、顧客目線を忘れないという意味を込め、社名を四五コーポレーションから45アイズに変更。本社も新しい建物に移転し、社員の士気を高めている。(文中敬称略)

(この記事は「日経トップリーダー」6月号に掲載した記事を再構成したものです)

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