• シェアを意識し続ける経営陣
  • 当たり前のことを当たり前にやれる社員集団
  • 競争に勝てる組織と感性(たゆまぬ挑戦と闘争)
  • 何事にもスピード感がある対応
  • 決めたこと、約束したことは必ずやり遂げる(規定・ルール・納期etc)
  • 日々完結の徹底(今日できることは今日中に必ずして帰る)
  • 出勤率98%以上
  • 向上心溢れる使命感を持った社員集団づくり
  • 自責で考え、自責で行動、自責で発言・報告する姿勢

「できると信じることから始まる」

 単なるお題目ではない。(1)はシェア向上策の徹底追求、(4)は納期の大幅短縮など、すべて具体策とセット。永守社長はこう強調する。「物事が実現するか否かは、まずそれをやろうとする人が、できると信じることから始まる」

 不振企業の改革の第一歩は、社員が「業績を大きく上げる」という目標達成を信じることであり、それは士気向上と同義なのだ。

 永守社長は必ず目標も示す。

 日本電産のグループ企業・事業の必達目標は「営業利益率15%」。士気向上と利益率向上を目に見える形で関連づけるのだ。そうすると次第に社員の意識が変わる。「目線を上げろ」──。永守社長はグループ内でいつもこう言い続けている。

(この記事は「日経トップリーダー」2017年12月号に掲載した記事を再構成したものです。数字などは掲載当時のものです)

 あなたは、本当の仕事の勝ち方を知っているか? パワフル経営者、永守重信氏が「部下の耳にタコができて、そのタコにまたタコができるくらいまで、私は言い続けた」という門外不出の名言録を初公開!

 世界一のモーターメーカー日本電産。その創業者、永守重信会長兼社長CEOは仕事における「勝ち方」を熟知している。日本電産社内で門外不出とされてきた名言録をはじめ、永守氏の珠玉の100の言葉から、仕事の極意を抽出。「仕事と情熱」「人と組織」「教育と成長」「上司と部下」「経営者と志」「変化と創造」の6つのテーマで、氏を長く見てきた経済誌記者が分かりやすく解説する。

 新入社員から経営幹部まですべてのビジネスパーソンが体得したい「普遍的な仕事術」を学ぼう。

≪主な内容≫
第1章 仕事と情熱
第2章 人と組織
第3章 教育と成長
第4章 上司と部下
第5章 経営者と志
第6章 変化と創造
第7章 永守と名経営者たちが共通して抱えるもの

この記事はシリーズ「ベンチャー最前線」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。