糖質摂取で頭をフル回転

<span class="fontBold">瀬戸健(せと・たけし)氏 </span><br />1978年福岡県北九州市生まれ。2003年、健康コーポレーション設立。06年、札幌証券取引所アンビシャス上場。16年、純粋持株会社「RIZAPグループ」に
瀬戸健(せと・たけし)氏
1978年福岡県北九州市生まれ。2003年、健康コーポレーション設立。06年、札幌証券取引所アンビシャス上場。16年、純粋持株会社「RIZAPグループ」に

 ゴールを設定し、一瞬も無駄にせず最短距離で突き進む。常に頭をクリアな状態に保ち、フル回転させておくことが求められる。このために瀬戸社長が大事にしているのが、お菓子をつまむ時間。秘書が座る席の横の共用ロッカーには、お菓子が常備してある。

 ささいなことにも思えるが、瞬間、瞬間を自身にとっての「奇跡の時間」と捉える瀬戸社長には、欠かせないひとときだ。

 「1、2時間に1個くらいのペースでつまんでいる。そうしないと頭が働かない。よく誤解されますが、適切な糖質摂取は重要なんです」

 まさに“走りながら”一日を終える瀬戸社長だが、毎日必ず、立ち止まって考える時間を確保している。自分のゴールとは何かを考えるときだ。それは、未来の会社と自分の姿を頭の中に描いてビジュアル化する、最も大事な時間だ。

未来を見つめ心から望む

 自分が年老いて死ぬ瞬間を想像することもある。そのとき、自分の人生に納得しているだろうか。「人は変われる。」という自社のスローガンを本当に証明し、世界に貢献した自分がそこにいるだろうか。そのために自分は今、全力を出し切っているだろうか。もっと本気でやれば、もっと成し遂げられることがあるかもしれない。こう自問自答を繰り返し、己のゴールを何度も確認する。

 帰宅後も、子どもたちが宿題をしている横で、ヘッドホンをして好きな音楽を聴きながら、音楽のイメージに合わせて自分の未来を思い描くという瀬戸社長。

 「未来を見つめ直すと、戦略は自然に出てくる。心から望まないと自分の軸がぶれる。それは社員にも分かってしまうものです」

(この記事は「日経トップリーダー」2017年12月号に掲載した記事を再構成したものです。数字などは掲載当時のものです)

日経トップリーダープラチナフォーラム」が4月24日に開催。瀬戸社長ほか、カルビー松本晃会長兼CEOらが登壇します

 日経トップリーダーのプラチナ会員の皆様限定で開催する恒例のイベント「日経トップリーダープラチナフォーラム」を4月24日(火)午後1時から、東京・品川の品川プリンスホテルにて開催します。

 テーマは、「いい会社とは何か」。働き方改革が進み始め、働くことに対する従業員の価値観が変わってきました。経営者は、従業員と共に発展させていける「いい会社」にするにはどうすべきかを今まで以上に深く考えることが求められています。

 今回は、このテーマに沿い、次のような方々に登壇いただきます。

 まず、この記事でご紹介したRIZAPグループの瀬戸健社長。演題は「RIZAP流 組織のつくり方」です。

 次は、野球解説者の山本昌氏。「継続する心」をテーマに登壇いただきます。

 続く、鎌倉投信の新井和宏取締役の演題は「社員満足度から社員幸福度へ」。

 そして、フォーラムの締めくくりに登場いただくのは、カルビーの松本晃会長兼CEO(最高経営責任者)。「『稼げる社員』をどう育てるか」を明かしていただきます。

 プラチナフォーラムの詳細とお申し込みはこちらからお願いいたします。

 なお、日経トップリーダープラチナ会員は、有料の会員サービスで、悩める中小企業オーナーのための会員組織です。人材採用、後継者育成、売上拡大など、さまざまな経営課題を解決する11のサービスをご提供しています。

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