何に対して答えを出すのか? 自分なりの仮説を持つ

 ホテルから会社へ向かうタクシーの中でしたこと。それは、「うちの会社がこの状況を生き残るために、事業開発部は、今、何をすべきか?」を考えることでした。

 いつもバッグに入れている手のひらサイズのメモ帳を片手に、「何に対して答えを出せば、この状況を乗り切れるか?」について、私なりの仮説を書きだしていったのです。自分の頭の中に湧いてくる疑問もどんどん書き出していきました。ホテルからオフィスまではタクシーで10分ほど。短い時間ですが、下記のように、単なる思い付きに思えるものでも、レベル感など気にせず、ひたすら書き続けました。

  • リーマン破たんの影響を分析し、影響が出る部分を切り離したり、補てんできたりするか?(シナリオ複数用意したって、想定外な部分がありすぎでは?)
  • 金融事業依存の会社の事業構造を変える(そんなに悠長に構えられるの?事業構造変えるってこの規模の会社だと時間かかるよね?)
  • 時間稼ぎのための資金を得る(どのくらいの時間稼ぎが必要か? 半年?1年? いくら? どこからゲットする?)
  ………

 会社のビルが見えてきて、もうすぐ会社に着くというタイミングで、自分が書きだした中で一番筋が良さそうなものに下線をつけ、タクシーを降り、まもなく始まる緊急ミーティングにのぞみました。

 自分の頭が少しでも整理されていれば、「あなたはどう思うか?」と聞かれても答えられますし、他の人が出していない意見があれば、それを出すことができます。