○鷲沢社長:「金融機関に対する書面を送ること。フィンテックベンチャーをリストアップすること。企画書のアイデアを練るメンバーを集めること。目次案をつくること……」

●金光リーダー:「なるほど。細かく分解するのですね」

○鷲沢社長:「仕事をするとき『家』をイメージしろ」

●金光リーダー:「基礎とか柱とか屋根とか梁とか壁とか……それぞれに分解しないと、何からスタートさせたらいいかわかりませんね」

○鷲沢社長:「そうだ。家を建てようと思い続けているだけでは、いっこうに前に進まない」

●金光リーダー:「一応、わかっているつもりでした。リストも途中までは作ったのですが……。他にやらなくちゃいけないことが出てきて……。言い訳ですが」

○鷲沢社長:「仕事の途中で、ついつい他のことに意識を向けてしまう」

●金光リーダー:「よくご存じで」

○鷲沢社長:「サクタスするためには、集中できる最小単位にまでタスクを分解する必要がある」

●金光リーダー:「最小単位」

○鷲沢社長:「時間で区切れ。目安は『10分』だ」

●金光リーダー:「10分」

○鷲沢社長:「そうだ。30分ぐらいかかりそうなタスクなら、それを2つか3つに分解しろ。そして駆け抜けるように、やり切れ」

●金光リーダー:「10分なら集中できます。そうか、それがサクタスのコツですね」

気持ちが上がる言葉を使おう

 さくさくタスクを処理することを私のコンサルティング会社では「サクタス」と呼びます。成功を意味する「サクセス」と似ているし、何より語感がいいので、気に入って使っています。

 気持ちが上がる言葉を意識して使っていきましょう。日ごろから使う言葉は仕事のパフォーマンスに影響を与えます。

 タスクの単位が小さければ小さいほど、サクタスできます。30分や1時間、集中力を持続できる人はいいですが、すぐに気が散ってしまう人は「10分」単位でタスクを区切るのがコツです。