
すぐに気が散って、やるべき仕事を先送りしてしまい、生産性の低い仕事をしている人がいます。どうすればさくさくタスクを処理することができるのでしょうか。
鷲沢社長と金光リーダーとの会話を読んでみてください。
「頼んだ企画書はどうなった」
○鷲沢社長:「確か2週間前だったと思うが、頼んだ企画書はどうなった」
●金光リーダー:「ええと……。どの企画書ですか」
○鷲沢社長:「君がフィンテックの業界を変えたいと言い出した。そのために業界団体を作りましょうと私に言ってきたから、企画書をまとめてくれと頼んだ」
●金光リーダー:「ああ! その企画書ですか」
○鷲沢社長:「すぐに作りますと言っていたな。にもかかわらず、音沙汰がない」
●金光リーダー:「申し訳ございません。ここのところバタバタしていまして」
○鷲沢社長:「私は『最近バタバタしていまして』とか『最近いっぱいいっぱいでして』という言い訳が一番嫌いだ」
●金光リーダー:「そ、そうでしたね。社長……」
○鷲沢社長:「忙しくて作るのが遅れるのなら、そのように言ってくれ」
●金光リーダー:「返す言葉が見当たりません」
○鷲沢社長:「頼んだとき、明確な期限を決めなかった私にも責任がある」
●金光リーダー:「いえいえ、そんな」
「相談せずに企画書ができるはずがない」
○鷲沢社長:「それで後どれぐらいで企画書ができる」
●金光リーダー:「フィンテック業界の団体を作るのですから構想をまとめないといけません」
○鷲沢社長:「ひとりでできることじゃないな」
●金光リーダー:「その通りです」
○鷲沢社長:「私に相談せず、その企画書ができるはずがない」
●金光リーダー:「自分で抱え込んでいました」
○鷲沢社長:「フィンテック関連のベンチャー企業はリストアップしたのか」
●金光リーダー:「あ、いや……」
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