モチベーションを持ち出す人は「あたりまえ」の基準が低い

 「やるのがあたりまえ」ではないことをしなければならない場合があります。そのときはモチベーションを意識してもよいでしょう。

 そうではなく、「やるのがあたりまえ」のことをするのであれば、そもそもモチベーションなど必要ありません。

 何かと言うとモチベーションを持ち出す人は「やるのがあたりまえ」のことの基準が低い人です。営業目標を絶対達成、と聞いたとたん、できない理由を並べ始める人は基準が低いのです。

 そういう人は何か行動を起こすたびにモチベーションがどうのこうのと言います。いったん何かに頼ると、癖になり、不平不満をすぐ覚え、体も気持ちも疲れてきます。

 仕事のシチュエーションをあれこれ思い起こしてみましょう。そして「やるのがあたりまえ」かどうか、整理してみてください。

 ほとんどが「やるのがあたりまえ」のことでしょう。モチベーションのことなど考えず、さっさとやってしまうことです。

 私はモチベーションを全否定しているわけではありません。「ここぞ!」という場面で必要かもしれません。ただ、そういう場面は稀だと申し上げているのです。