○子犬課長:「えっ」

●小鹿コンサルタント:「1日に100コールですか」

○子犬課長:「じょ、冗談じゃない……。1日に100件も電話できますか」

1日100件のコールは午前中にできる

●小鹿コンサルタント:「電話の定義によります。100人と話すのは無理かもしれませんが、100件にコールすることならできます」

○子犬課長:「とにかく1日に100件なんて、あり得ないです。私が言った100件は1カ月に電話をかけた数です」

●小鹿コンサルタント:「そうですか。私の場合、毎日200件はコールしていたもので」

○子犬課長:「ええっ! 200件コール? 1日でそんなに電話できるものですか」

●小鹿コンサルタント:「何を言っているのですか。200コールなんて午前中で終わりますよ。コールするだけですから。午後からは訪問営業をしていました」

○子犬課長:「コールするだけといっても」

●小鹿コンサルタント:「やはり電話の定義が違うようです。私が電話営業をしていたときは、まったく初めての相手に電話していました。ですから、コール数と通話数は一致しません」

○子犬課長:「はああ、そういうことですか。どれぐらいの確率で話せるものですか」

●小鹿コンサルタント:「とにかく電話に相手が出てきたことをコール、こちらの話を聞いてくれたことを通話と呼ぶとして、コールに対する通話率は7%ぐらいでした」

○子犬課長:「7%……それ以外はガチャ切りですか」

●小鹿コンサルタント:「コールして相手が出たら、一瞬会話をします。ただし20秒も経たないうちに切られますね」

○子犬課長:「『けっこうです』『うちは間に合ってます』って」

●小鹿コンサルタント:「その通りです。『ご興味がございましたら資料などお持ちしますが』というところまで言えた率が7%程度でした」

○子犬課長:「きつくなかったですか」

●小鹿コンサルタント:「きつい?」

○子犬課長:「だって、そうでしょう。ガチャ切りが続いたら、へこみませんか」

●小鹿コンサルタント:「いえ。電話営業とはそういうものでしょう。それにもととも私は工事の現場から入りましたから、クーラーの効いた事務所で200件のコールをするのは、たいしたことではありませんでした」

○子犬課長:「ほお……」