キッチンタイマーはロジカルシンキングが苦手な人にも役立つ

 働き方を改革するには一人ひとりが時間感覚を持つことが不可欠です。時間を計測するグッズを常に持ち歩きましょう。

 スマートフォンや携帯電話にもタイマー機能はありますが、メールやネットニュースなど、余計なノイズが入ってきます。タイマー機能に徹しているキッチンタイマーを私はお薦めします。振動したり、光を点滅させて時間を教えてくれるなど、種類も豊富です。

 まずタイマーを入手し、仕事をするときに必要な時間を見積もり、実際に測ってみましょう。慣れてしまえば面倒ではありません。

 時間感覚が身に付くと、「この順番でやったほうがいい」「これは大事な仕事でしかも短時間でやらないといけないから集中しよう」といったように、段取りや脳の回転のコントロールができるようになります。

 そうすると頭が整理しやすくなるという副次効果が出てきます。亀戸課長のようにロジカルシンキングが苦手な人に、キッチンタイマーは役立つのです。

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