AI(人工知能)が話題になっています。私は90%近くのマネジャーがAIに置き換えられる時代が来ると考えています。

 今回は鷲沢社長と日高人事部長がバトルを繰り広げます。次の会話を読んでみてください。

●日高人事部長:「社長、提案があります。営業部の課長たちのことです。もっと社内にいてもらったほうがいいと思うのですが」

○鷲沢社長:「どういうことだ」

●日高人事部長:「部下の管理がしっかりできていないのです。一部の部下たちも不満を持っています」

○鷲沢社長:「具体的に言いたまえ」

●日高人事部長:「社長が来られてから、営業の材料である『予材』を目標予算の2倍以上積み上げることで目標を絶対達成させるやり方を取り入れています」

○鷲沢社長:「そう、予材管理だ」

●日高人事部長:「課長が部下の予材管理シートを1週間1回チェックし、部下にフィードバックするルールにしていますが徹底されていません」

○鷲沢社長:「そうなのか」

●日高人事部長:「ほとんどの課長ができていません。課長は全員プレイングマネジャーです。自分の目標を達成させるのに必死になっていて、部下のことまで気がまわらないのです」

○鷲沢社長:「ほとんど、ということはやっている課長もいるわけだな」

●日高人事部長:「例外は正田課長です。予材管理を徹底させています。目標の2倍の予材をキープできていない部下がいると、2倍の量に達するまで一緒に考えています」

○鷲沢社長:「ショーグンならやるだろうな」(正田軍次という名前なのでショーグンと呼ばれている)

●日高人事部長:「正田課長の部下たちの営業成績は伸びています。彼が着任する前は他の課より成績が悪かったのですが追いついてきました」

○鷲沢社長:「さすがショーグンだ」

●日高人事部長:「部下が伸びるか伸びないかはマネジャーにかかっています。そこで先の提案に戻るのですが、課長たちにもっと社内にいてもらったほうがいいと思うのです」

○鷲沢社長:「どういう理屈だ、それは」