
多くの企業が社内プロジェクトをやっています。コスト削減、新商品開発、最近では働き方改革がプロジェクトのテーマでしょう。
それではプロジェクトは成果を出しているでしょうか。働き方改革につながりそうでしょうか。
働き方を見直さなければならない今、プロジェクトがどうあるべきか、再考が必要です。
鷲沢社長と小鹿コンサルタントとの会話を読んでください。
○鷲沢社長:「以前から気になっていることがある」
●小鹿コンサルタント:「なんでしょうか」
○鷲沢社長:「2年前から続く『新商品開発プロジェクト』だ。私が昨年、この会社に入る前からやっている」
●小鹿コンサルタント:「存じ上げています」
○鷲沢社長:「全然、成果が出ていない」
●小鹿コンサルタント:「そのようですね」
○鷲沢社長:「当社は広告代理店だ。新しい商品、新しいサービスといったって、それほど目新しいものはできん。そんなことはわかっている。それにしても、2年たって何も成果が出ないというのは、どういうことか」
●小鹿コンサルタント:「しかも相当なメンバーを集めていますよね」
○鷲沢社長:「ああ。社長室、経営企画部、開発部、品質管理部、営業、クリエイティブ部から、それぞれ2名ずつ出ている」
●小鹿コンサルタント:「隔週、木曜日の夜8時から開催だそうです」
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