「本当に社内業務が多いのです」

●金光リーダー:「しかし……実際問題、引き合いが多いので社内業務も非常に多いのです。そこを何とかしないと外に出るのはなかなか難しいです」

○鷲沢社長:「君もしつこいな。まだ若いのに、営業に行きたがらない現状維持バイアスがあるのはどうしたことだ」

●金光リーダー:「ちょっ、ちょっと待ってください。本当に社内業務が多いのです。私の肩書は営業リーダーですが、顧客の管理や請求などもやっているのです。うちはベンチャー企業だから仕方ありません」

○鷲沢社長:「そうなのか」

●金光リーダー:「これまで創業者の会長がやっていたのですがここへ来て、私が肩代わりするようになりました」

○鷲沢社長:「ふむ」

●金光リーダー:「庶務を雇いたいのですが採用してもなかなか続きません。ベンチャー企業なのでそれほど待遇もよくないですし」

○鷲沢社長:「じゃあRPAを導入するしかない」

●金光リーダー:「RPA!」

○鷲沢社長:「ロボティック・プロセス・オートメーションだ。聞いたことはあるだろう」

●金光リーダー:「もちろんです。そうか、RPAに請求業務や顧客データ収集をやらせればいいわけだ」

○鷲沢社長:「AI(人工知能)のように学習機能はないがルールに沿った単一業務なら処理できるのではないかな。メガバンクなどはRPAで業務を自動化し、大規模な人員削減を目論んでいるそうだ」

●金光リーダー:「うちはベンチャーですから動きは速いですよ。すぐさまRPAを導入し、営業の生産性を上げてみせます」

○鷲沢社長:「言っておくが、君たち営業がお客先へ足しげく通うためだぞ。RPAは手段で、それを導入することが目的ではない」

狙いは本来の仕事に集中すること

 人手不足とホワイトカラーの生産性向上の切り札としてRPAが取りざたされており、その注目度は大きくなるばかりです。

 当社もRPAを研究し、導入し、業務効率アップをめざす取り組みをしています。

 当然のことながら、狙いは営業が本来の仕事に集中できるようにすることです。

 RPAが営業補助の業務を肩代わりする重要なソリューションになることは間違いないでしょう。