
何かを極めるために1万時間は費やさなければならない。この「1万時間の法則」を口にする成功者は多いです。
ざっと計算しますと、毎日5、6時間かけたとして1年で2000時間、1万時間に達するまでに5年かかります。1日3時間なら10年です。
いくら極めるためとはいえ、これほど時間をかけないといけないのか、と戸惑う人もいることでしょう。反発する若者もいます。
鷲沢社長と金光リーダーとの会話を読んでみてください。
「営業が元気だと会社が明るくなる」
●金光リーダー:「社長、どうぞよろしくお願いいたします! 金光と申します」
○鷲沢社長:「威勢がいいな」
●金光リーダー:「はい!目標は絶対達成します」
○鷲沢社長:「営業が元気だと会社が明るくなる」
●金光リーダー:「気持ちだけは誰にも負けません」
○鷲沢社長:「いいことだ。とにかく気持ち、マインドが一番大事だ。知識やノウハウは後からでも何とかなる。これは営業に限らない」
●金光リーダー:「そうですか、やはり。頑張ります。早速ですが営業の極意を教えてください」
○鷲沢社長:「極意? どうした、突然」
●金光リーダー:「知りたいのです。よろしくお願いいたします」
○鷲沢社長:「極意とは何だ」
●金光リーダー:「極意とは……。お客さんとうまく交渉するコツとか、クロージングのワンポイントとか」
○鷲沢社長:「クロージングのワンポイント?」
●金光リーダー:「そうです。営業って、クロージングが命ですよね」
○鷲沢社長:「ふう」
●金光リーダー:「どうかしましたか、社長」
○鷲沢社長:「君は去年の4月入社だそうだな」
●金光リーダー:「はい」
○鷲沢社長:「約1年で営業グループのリーダーになった」
●金光リーダー:「そうです」
○鷲沢社長:「急成長しているベンチャー企業だからできたことだ」
●金光リーダー:「まだ創業3年、急成長が続いていて楽しいです」
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