●小鹿コンサルタント:「繰り返しますが、それでも営業の行動は変わっていません」

○鷲沢社長:「おいおい、なぜ私の責任を追求するのだ。営業の行動を変えるのが、コンサルタントである君の仕事だろうが」

●小鹿コンサルタント:「鷲沢社長に物申せるのは私だけだと思うから申し上げています」

○鷲沢社長:「……」

●小鹿コンサルタント:「ぜひ、社内に対して超行動を、点ではなく面のコミュニケーションをお願いします」

○鷲沢社長:「多くの社員と多くの接触を持て、ということか」

●小鹿コンサルタント:「社員との信頼関係を築き、花を咲かせるには、水まきが大事かと存じます」

ちょっとした挨拶、声掛け、立ち話が大切

 相手との信頼関係を築くコツは単純接触を繰り返すことです。ちょっとした挨拶、声掛け、立ち話が大切です。

 長時間の説明や提案、あるいは飲み会のような濃い接触をするより効果があります。

 社内の人に対しても同じです。企業の規模にもよりますが、社長は近くにいる経営幹部とだけではなく、できる限り多くの現場担当者と接触したいものです。

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