どこにいてもお客さんのことを思い浮かべることができるように、2015年に新店をオープンした際、私はちょっとした工夫をしました。外出中でもスマートフォンで店の様子をチェックできるようにしたのです。

駐車場と店頭に防犯カメラを設置

 具体的には、店内と駐車場にデジタル防犯カメラを取り付け、インターネット経由で、外出先でもスマホからリアルタイムで様子を確認できるようにしたのです。カメラ自体は防犯用として販売しているものを使っていますので、もちろんその用途でも活用します。しかし、ヤマグチのお客さんは顔馴染みの人ばかりですので、もう少し前向きな形で使うことができないかと考え、顧客サービスのチェックをメインにすることにしました。

山口社長は店内の様子を常に気にしている(写真:菊池一郎)

 駐車場にカメラを取り付けたもう一つの理由は、車で来店したお客さんが入れず待っているケースがないかどうか確認するためです。駐車場で待たせてしまうと、お客さんの不満に直結します。それが心配だったので、外出先でも駐車場の状況を手軽にチェックできる仕組みを取り入れました。