柏木は新たな攻撃の起点となれるか!?
今大会でキャプテン長谷部とボランチを組んだのは柏木だった。特にブルガリア戦では彼の多彩なパスがゴールの起点ともなっていた。

上の表はブルガリア戦のアタッキングサードへの縦パス数をランキングで示したものだ。総数と成功数で、柏木が突出していることがわかる。
さらに、上の図は、柏木のパスから4プレー以内にゴールに繋がったパスの軌跡を示したものである。ブルガリア戦の全7ゴールうち5ゴールに柏木からのパスが関わっていた。
特にセンターサークル内からの左右に長いパスは香川の2ゴールに繋がっている。岡崎の先制点アシストも含め、ゴールを演出する力をアピールすることに成功した。ただし、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦では、十分にアピールすることができず前半のみで退き、若手の遠藤にポジションを譲ることとなった。
怪我でピッチから離れている山口を含め、このポジションに誰が収まるのか、注目しておきたい。
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