探査計画1

マーズ・オブザーバー
1992年に打ち上げられたが、1993年に通信途絶。

打ち上げ前のマーズ・オブザーバー。(Image:NASA/JPL)

マーズ・グローバル・サーベイヤー
1996年に打ち上げ、1997年に火星周回軌道に入った。火星の詳細な地図を作った功績は大きく(ナショジオで作っている最新の火星地図もこの時のデータを元にしている)、新時代の火星探査の礎となった。

マーズ・グローバル・サーベイヤーの想像図。(Image:NASA/JPL)

マーズ・パスファインダー
1996年打ち上げ、1997年、火星ローバー「ソジャーナ」の軟着陸に成功した。ソジャーナの着陸は、アメリカの科学教育の分野ですごくインパクトがあって、当時の子どもたちは、とても興奮した。たまたま97年にニューヨークで生活していたぼくは、それを目の当たりにしており、そろそろアメリカの宇宙探査の世界で「ソジャーナ世代」が台頭してくるのではないかと思っている。あくまで個人的見解。なお、ソジャーナは、火星で自走する「ローバー」としては第一世代。バイキングは、着陸したその場から動かない「ランダー」。

ランダーから撮影されたソジャーナ。(Image:NASA/JPL)

マーズ・クライメイト・オービター
1998年に打ち上げ、1999年に火星に到達したが軌道投入に失敗して、火星に墜落した。火星の気候や水、二酸化炭素の循環などを調べる予定だった。

試験中のマーズ・クライメイト・オービター。(Image:NASA/JPL)

マーズ・ポーラー・ランダー
1999年に打ち上げ、同年内に火星に到達。着陸に失敗して失われた。この探査機には、ディープ・スペース2号という、子探査機も搭載されていて、火星の地面の下に潜り込む野心的な計画を持っていたが、こちらも通信途絶した。子探査機は2機あって、極地探査にちなんでアムンゼン、スコットと名付けられていた。

ディープ・スペース2号の想像図。(Image:NASA/JPL)