7月 | |
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26日 | TV朝鮮「財界の文化財団『ミル』への486億ウォンの募金に青瓦台幹部が関与」 |
10月 | |
24日 | JTBC、大統領演説の草稿など機密資料が崔順実氏に漏えいと報道 |
25日 | 朴大統領が資料提供を認めて国民に謝罪 |
26日 | 検察が崔氏自宅など家宅捜索。外交資料なども漏洩とメディアが報道 |
28日 | 朴大統領は首席秘書官全員に辞表を出させる。秘書室長が辞表提出 |
28日 | 韓国ギャラップ「朴大統領の支持率が6週連続で落ち、過去最低の17%に」と発表 |
29日 | 青瓦台、検察の家宅捜索を拒否。ソウルで1万人強の退陣要求デモ |
30日 | 青瓦台、検察に資料提供。朴大統領は一部首席秘書官らを辞任させる |
30日 | 与党、挙国一致内閣を提案するも野党は真相究明が先と拒否 |
30日 | 崔順実氏帰国、31日に検察に出頭、逮捕状なしで緊急逮捕 |
31日 | リアルメーター「潘基文氏の支持率が前週比1.3ポイント低い20.9%に」 |
11月 | |
2日 | 朴大統領、首相を更迭し、後任に盧武鉉時代に要職を歴任した金秉準氏を指名 |
2日 | 野党各党、新首相の就任に必要な国会聴聞会を拒否することで一致 |
2日 | 検察、安鍾範・政策調整首席秘書官を緊急逮捕 |
3日 | 検察、崔順実氏を逮捕。容疑は「安鍾範氏と共に財閥に寄付を強要した」職権乱用など |
4日 | 韓国ギャラップ「朴大統領の支持率は過去最低の5%、不支持率は89%」と発表 |
4日 | 朴大統領「検察の捜査受ける」と国民向け談話。野党は「退陣要求運動を展開する」 |
5日 | ソウルで4万5000強人の退陣要求デモ。釜山など他都市にも拡散 |
6日 | 禹柄宇・前民情首席秘書官が検察に出頭 |
7日 | 与党・セヌリ党の金武星議員、大統領に脱党を要求 |
7日 | 朴大統領、与野党代表との会談を提案するも3野党に拒否される |
8日 | ソウルで4万5000強人の退陣要求デモ。釜山など他都市にも拡散 |
8日 | 検察、崔順実氏に関連するとしサムスン電子本社や大韓乗馬協会を家宅捜索 |
8日 | 朴大統領、丁世均・国会議長を訪ね「国会が推薦する総理を受け入れ、内閣を任せる」 |
9日 | 野党3党、朴大統領の国会推薦総理案を「一考の価値なし。大統領は2線に引け」と拒否 |
9日 | 米次期大統領にトランプ氏決定 |
11日 | 韓国ギャラップ「11月第2週の大統領支持率は前週と同じ5%。不支持率は最高の90%」 |
12日 | 全国で朴大統領の退陣求める集会。ソウルでは26万人参加 |
13日 | 検察、「国政壟断事件」でサムスン電子の李在鎔・副会長ら財閥トップを参考人として聴取 |
13日 | 青瓦台「昨日、大統領は国民の声を重く受け止めた。国政正常化のため苦心している」 |
13日 | 検察、国政壟断事件に関連し朴大統領に15日か16日の参考人事情聴取を要請 |
13日 | 金武星・前セヌリ党代表「唯一の収拾策は大統領弾劾」 |
14日 | 与野党、国政壟断事件に関する特別検察官の任命で合意 |
14日 | 共に民主党、大統領に対する要求を「2線への後退」から「即時退陣」にと強化 |
14日 | 秋美愛「共に民主党」代表、早朝に大統領との会談を受諾したものの同日夜に拒否 |
14日 | 日韓、東京でGSOMIAに仮署名 |
15日 | 文在寅「共に民主党」前代表「条件なき退陣求め在野団体と『非常時局機構』作る」 |
16日 | 韓国軍「2017年初めまでにTHAAD工事着工」と発表 |
16日 | 朴大統領、釜山の大型不動産開発事業「エルシティ」を巡る疑惑の徹底調査を指示 |
17日 | 崔順実氏の国政介入疑惑に関し、特別検察官任命法案と国政調査実施を可決 |
18日 | 韓国ギャラップ「11月第3週の朴大統領の支持率は5%、不支持率は90%」 |
18日 | 秋美愛「共に民主党」代表「大統領は支持者による衝突と戒厳令を準備している」 |
18日 | 青瓦台「東京での韓中日首脳会談の日程が決まれば朴大統領は参加する」 |
19日 | 退陣デモ。全国で24万人、うちソウルは17万人(警察発表)。支持デモに1万1000人(同) |
20日 | 検察、崔順実氏らを職権乱用共犯などで起訴。「大統領も共謀と判断、捜査続ける」と発表 |
20日 | 朴大統領の弁護士「検察は想像と推測で捜査、対面調査には応じない」 |
20日 | 青瓦台「検察の発表は遺憾。特別検察官の捜査で無実を証明する」 |
20日 | 野党の大統領選立候補予定者ら8人「国民的退陣運動と平行し弾劾推進論議で合意」 |
21日 | 青瓦台スポークスマン、退陣を前提とした野党の首相推薦は拒否 |
21日 | 第1野党「共に民主党」と第2野党「国民の党」がそれぞれ弾劾推進を決定 |
22日 | 朴元淳・ソウル市長、閣議で閣僚辞任要求と日韓GSOMIAへの反対を表明 |
22日 | 崔順実疑惑を解明するための特別検察官任命法案を閣議決定 |
23日 | ソウルで日韓GSOMIA署名・締結。写真撮影禁止に韓国写真記者が一斉抗議 |
24日 | 野党3党、朴大統領弾劾で合意 |
25日 | 韓国ギャラップ、11月第4週の朴大統領の支持率は4%、不支持率は93% |
26日 | 5回目の退陣要求デモ。参加者はソウル27万人、全国32万人 |
28日 | 朴大統領の弁護士「求められた29日までの検察の対面調査は困難」 |
28日 | 政界元老集団と与党の「親朴」重鎮議員らがそれぞれ秩序ある退陣を朴大統領に要請 |
28日 | 教育部、国定歴史教科書の内容を開示 |
29日 | 朴大統領、3回目の国民談話を発表「任期短縮を含め進退は国会にすべて任せる」 |
30日 | 野党3党「無条件退陣の要求」と「弾劾推進」で合意 |
30日 | 朴大統領、国政壟断事件の特別検察官に元ソウル高検検事長の朴英洙氏を任命 |
12月 | |
1日 | セヌリ党、「4月退陣」を党論に決定 |
1日 | 朴正煕元大統領の生家に放火。犯人は「大統領が退陣しないので火を付けた」 |
2日 | 韓国ギャロップ、12月第1週の朴大統領の支持率は4%、不支持率は91% |
2日 | セヌリ党非朴派「12月7日午後6時までに退陣時期明言なければ弾劾に賛成」 |
3日 | 野党3党、朴大統領の弾劾訴追案を提出 |
3日 | 6回目の退陣要求デモ。参加者はソウル32万人、全国で43万人 |
4日 | セヌリ党非朴派「4月退陣案への大統領の姿勢とは関係なく弾劾訴追案に賛成する」 |
5日 | 青瓦台「『4月退陣・6月大統領選』案を朴大統領はセヌリ党員として受け入れる」 |
6日 | 国会で「国政壟断」に関する聴聞会。財閥オーナー9人が証人として出席 |
6日 | 朴大統領「4月退陣受け入れる。弾劾可決時には憲法裁判所の審理を見守る覚悟」 |
6日 | セヌリ党、弾劾訴追案は自由投票と決定 |
7日 | 国会で「国政壟断」に関する聴聞会。証人喚問された崔順実、禹柄宇氏らは欠席 |
8日 | 弾劾訴追案、国会本会議に報告。「セウォル号沈没当時の大統領の行為」は削除せず |
9日 | 国会、朴大統領の弾劾訴追案可決。賛成は234票でセヌリ党から62人が賛成 |
10日 | 「共に民主党」、憲法裁判所に「早期に弾劾を認めよ」と要求 |
10日 | 「即位退陣」と「逮捕」を求めソウルで12万人がデモ。4万人が弾劾無効訴え集会 |
15日 | 文・前代表「慰安婦の法的責任と謝罪を求め追加協議を。THAADは次の政権で」 |
16日 | 朴大統領の弁護人団「弾劾訴追に足る資料なし」と反論の答弁書を憲法裁に提出 |
16日 | 文・前代表「弾劾が棄却されたら革命だ」 |
17日 | ソウルで大統領の即時罷免と黄首相辞任を求めるデモ。保守派は弾劾無効を訴え集会 |
19日 | 崔順実氏、初公判で起訴内容を全面否認 |
21日 | セヌリ党の非朴系国会議員35人「12月27日に集団脱党」と声明 |
※注 デモの参加者数は警察発表

■「朝鮮半島の2つの核」に備えよ
北朝鮮の強引な核開発に危機感を募らせる韓国。
米国が求め続けた「THAAD配備」をようやく受け入れたが、中国の強硬な反対が続く中、実現に至るか予断を許さない。
もはや「二股外交」の失敗が明らかとなった韓国は米中の狭間で孤立感を深める。
「北の核」が現実化する中、目論むのは「自前の核」だ。
目前の朝鮮半島に「2つの核」が生じようとする今、日本にはその覚悟と具体的な対応が求められている。
◆本書オリジナル「朝鮮半島を巡る各国の動き」年表を収録
『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』『中国という蟻地獄に落ちた韓国』『「踏み絵」迫る米国 「逆切れ」する韓国』『日本と韓国は「米中代理戦争」を闘う』 『「三面楚歌」にようやく気づいた韓国』『「独り相撲」で転げ落ちた韓国』『「中国の尻馬」にしがみつく韓国』『米中抗争の「捨て駒」にされる韓国』 に続く待望のシリーズ第9弾。10月25日発行。
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