「中国に立ち向かう役は日本にやらせよう」

いつも本当に勉強になります。
今回のコラムは驚きました。といいますのも、アメリカの圧力による慰安婦合意以降、むしろアメリカの東アジア関与は強まるのでは無いかと考えていたからです。
また日韓強制友好時代の開始かと思うような事柄も散見されます。
ところがこのまま行くと全く逆の流れの可能性があると。では慰安婦合意は何のためにさせたのか、そこの解説も是非お聞かせ頂きたいです。
いつも楽しみにしております！

再三書いているが、米国の朝鮮戦争参加は日本防衛のためであり、韓国駐留はその戦争が「継続中」であるからに他ならない。
冷戦終結から四半世紀、米軍の半島駐留の意味はほぼなくなった。北に核を放棄させ、南北平和協定を結んで朝鮮戦争を終結させ、全面撤退したいのが本音であろう。
これも何度か書いた「新アチソンライン構築」である。

アメリカがその大前提として中国に突き付けているのは、北朝鮮の完全制御だろう。宮廷クーデターまたは南進によって、穏健な親中政権を作り、核廃棄を行う。中国が手を出せないなら、アメリカがやると脅しているとも想像する。
現在の長期にわたる米韓合同演習は、まさに「関特演」であり、実際は緊張感が高まる北朝鮮を挑発していると想像する。
緊張に耐え切れず「暴発」すれば、米軍が介入する大義名分がたつ。中国を「引き出す」ことも可能だろう。

半島情勢の激変もそう遠くない。かなりの混乱の後、極東では日清戦争以来の地政学的安定を取り戻す。しかしその後、嫌でも日本は「ランドパワー」と対峙する最前線に立たされてしまうが。

韓国の今後がどうであろうと、その進展に関係なく、日本は中国と対峙しないといけません。軍備拡張を進め、領土的野心、覇権主義を剥き出しにする膨張主義の中国と、日本は真剣に向き合わなければいけないのです。しかしながら、近年の日本、特に21世紀に入って以降の日本は、韓国化が進行しているように見えます。「昔、出来ていたことが、今は出来なくなってしまった」という現象が、皆様の周辺で起こっていないでしょうか。東京五輪の準備しかり。日本人が退行を繰り返すと、韓国と同じになってしまうという、極めて危機的な状況です。

前回コラムから登場した「朝鮮半島を巡る米中のカード」は重要キーワードがちりばめられている。一番最後の「朝鮮半島の非核化・中立化」の制度的保障は米中共通カードというより、双方共通の目標（ゴール）に思える。見方を変えれば、この表は「朝鮮すごろく」に見えてくる。

「朝鮮半島の非核化・中立化」の制度的保障後の朝鮮半島は？――素人の推察だが、政治体制には様々なバリュエーションがあるが、中国の実質・属国であることは間違いないはずだ。在韓米軍に代わり中共軍が駐留するかは不明だが、安全保障は完全に中国依存だ。経済は、中国依存度が続くが、日本への対抗上、中国企業と協力すみ分けする。歴史認識を共有し、反日共闘を続ける。

この状況を踏まえ、鈴置さんは韓国を脱出する人が増えると指摘されていた。更に外国資本の撤退、資金の引き揚げが増加し、最終的に財閥企業の海外脱出もあるだろう。今後、回収期間が長い投資は日本企業もペンディングだろう。

米国のスタンスを心配される方も多いが、緊密な日米関係、強固な日米同盟関がアジアの安定に不可欠であることを米国は日本以上に重く受け止めており、今後、日本の国内事情にも十分配慮すると思う。

最後に上げられている「朝鮮半島の非核化・中立化」を実現しようとするとき，北朝鮮・韓国をどのように扱うのか（統一国家とするのか，制度上は二国を維持するのか）そのことだけでも全く異なった様相になりそう。朝鮮半島は世界情勢の従属変数なので，欧州，中東，アジアの国境線も大きく変わっているかも。既に朴大統領の手を離れ，米中の，とりわけ中国の意思が朝鮮半島情勢を決める様になった以上，ヒロイン朴大統領の単独公演から多くの登場人物の織りなす舞台に当該コラムも変わりつつあるようです。

「中国に立ち向かう役は日本にやらせよう」？？
北朝鮮のミサイルや核開発問題に限らず、THAAD配備やウォン安・ウォン高等の為替問題に至るまで、韓国人という人々は、自身が困ると
「日本のせい、日本がなんとかするべき」
と言い、挙句どうしても助けが必要になれば
「日本に頼れば必ず助けてくれる」
と何故か確信して尻拭いを押し付け、日本が道義心から手助けをすると、
「日本の遅すぎる上にけち臭い援助は恩着せがましくて迷惑だ」
と言い放つ感じです。おかしな共依存関係に陥らない為にも、この際突き放して放っておくことが結局韓国人自身の為になると考えます。

鮮于鉦氏の論説が韓国人の本音であるのなら、彼らは北朝鮮を含めた自国が「活火山の火口」であるにもかかわらず、「噴火しても責任持たない。他国（日米中露）が責任を取るべき」と責任を放棄しているか、本当は「活火山の火口」なので周りが慎重に駆け引きしているのを「大事な宝だから大切にされている」と勘違いしているかどちらかである。責任放棄にしろ、勘違いにしろ、とてもじゃないが独立国家を運営していく態度とは思えない。これが本音であれば、朝鮮半島は南北ともに国家としての体を失うことになるだろう。

日本に完敗した「慰安婦合意」と韓国紙は書いている様ですが，相変わらず，とんでもない慰安婦映画を米国で公開しようとするなど，「慰安婦合意」の結果がこの先どうなるかわかりません．日本の外務省は，「国連の女子差別撤廃委員会で強制連行の証拠は見つからなかった，朝日新聞の誤報」云々と口頭で主張したものの，外務省ホームページにすらその主張を掲載していないと聞きます．また，国連の人権に関する弁務官（ヨルダン皇族）も「慰安婦合意」を否定しています．米国民が韓国の主張を鵜呑みにすれば，日米同盟など無きに等しいものになるでしょうし，在米邦人の子弟に対するイジメはなくなりません．

歴史は色々なことを教えてくれます。
鈴置さんの解説を読んでいると日清戦争前夜の状況と酷似していることに驚きます。
歴史を学び国として何をしなければいけないのかを理解しない国は滅びます。
日本は何をすべきなのかをジックリ考える必要がありますが、今の外務省にそれが出来ているとは到底思えません。
安倍さんが地球上をグルグル回って対韓国対中国の外交を推し進めた結果、少しだけ世界は日本に有利に動くようになりました。
安倍さん一人にこんな重責を負わせた外務省の無能さには呆れます。
今日本が取るべき外交手法は韓国と言う厄介な国を生かさぬように殺さぬようにあの地に生存させ続けることです。
叩いて潰してしまったら日韓併合の轍を踏みます。
増長させれば強請り集りのやられ放題になります。
韓国が狡賢さを追求するなら日本は冷徹さを追及すべきです。
相手は恩を仇で返してもそれが当たり前と思う国です。
御人好しは外交上の自殺行為です。

国家として自立自律して、日本は将来の中国の横暴に備えましょう。もはや韓国をあれこれ批判したところで時間の無駄。南北朝鮮は無視して、対中国戦に備えましょう。

日本でも「ずる賢さ」は必要だと思います。日本政府の外交は、あまりにも愚直で稚拙だと感じています。国民に対してだけに「ずる賢さ」を発揮する日本の国会議員には辟易している今日この頃です。

今回のTHAADを廻る騒動では韓国の不面目をあらわにしても、中国との親和的な
関係もナンとか維持したいという気持ちも分からないではありません。
　もはや、後戻りが出来ない程依存している経済関係ももちろんですが、
　キタがどうなるか。今まで何度と無く崩壊が言われてきましたが、今回の力の誇
示は常軌を逸している感があります。第一書記の権力というか権力構造にも及ぶ
変動が近々生じるやも知れません。そのときに要するのは中国の助力でしょう。
もちろん、中国は対価を求めるでしょうが。

だが、バランサーと称し「彼方にも寄り、此方にも来る」政策の醜い没義道ぶりを
露呈したものでしょう。しかも彼らはそれを半ば正当化して恥じない。

安倍総理の日米同盟に基軸を据えた外交構築とは対照的です。それを暗に批判し
「南シナ海は日本とは無関係」と発言した某代議士はたちまち日本の各方面からの
批判にさらされました。「米国にはもっと無関係だろう？それでいいのか？」と。
朝鮮日報の元東京特派員にして論説委員。鮮于鉦氏の「怪説」と引き比べると
コレは、民族性なのか？と思います。

私は「日本がやっつける」処は見たいと思いませんがね

長年、このコラムを読ませて頂いておりますが、「憎き日本がやっつけられて胸がすく思いが出来れば、祖国が将来どうなっても良い」という韓国人特有のメンタリティがいまだに理解できません。
この状況下で、いまだに国際社会で慰安婦問題ばかり叫んでるのも、現実逃避してるだけに見えますし。
どの道、右往左往する事しか出来ない韓国は、米中のパワーゲームに飲み込まれて独立国としての体裁すら失っていくのでしょうが、日本も韓国人のように隣国が右往左往する有り様を見て笑っているのでは無く、最悪のケースを想定して対処していくようにしなければなりません。
韓国が飲み込まれれば、今度は日本海が最前線になるのですから。

似たコメントが並ぶと思いますが、当事者意識がない上に日本を巻き込もうとする態度に益々もって腹が立ちますね。
最近の調査で対韓国感情が少し上向いたそうですが、こういう事実をもっと広く知らしめる必要があるのではないでしょうか。本当に日本人も平和ボケが多過ぎて困る。

しかし、仮に韓国の思惑通り中国様 vs.日本になって日本がまた中国を打ち負かしたらどういう顔をする気なんでしょうね。

韓国、北朝鮮とも、長期的に見れば中国の属国。彼らはすべて同じ穴の貉と捉えておくべきでしょう。
ふらふらしている隣国と違って現在の日本の外交は軸が定まっているのが救いであるが、もしまた間違って民進党などが政権を取るようなことがあれば貉の仲間に加っていきそうなのを危惧します。

何かにつけて民族の誇りを喧伝する韓国の行き着く先が従中とは誠に哀れです。その点では北の方がまだ一貫しています。
経済で中国の報復に怯える姿も、水鳥の羽音に怯える平家さながら、惨めです。
日本が中国とつぶし合うなんて夢想も甚だしい。お互い世界のGDPの上位を占める国どうし、外交では火花を散らしても利益共同体の共通認識あればこその演技だということが分からないのでしょうかね。

米国にとって韓国は安全保障上大きな問題にならないから、中国の属国になっても困ることはないでしょう。
でも、日本にとっては韓国は緩衝地域として機能するから安全保障上最重要国。
友好国とする必要はないけど、緩衝地域として利用するような戦略が必要になるのでは・・。

　「米韓同盟の希薄化」カードを使って中国に「北朝鮮の核」を処理させるというのは、米国にとって痛みが少ない上に効果が期待できるやり方かもしれませんね。すると日米にとって、在韓米軍基地は依然と違い重要ではないのかそれとも基地だけは残すのか気になります。

　韓国マスコミの中国回帰への大合唱は、本当に我が国だけでなく韓国にも影響力が絶大だということを再認識させられます。そこで疑問なのが、マスコミが反日を煽って来たのは事実ですが国民は違うという言説が昔から親韓派から聞こえてきます。そんなにハッキリと二元論で割り切れるものでしょうか？その点についても出来ましたら、教えて頂きたいと思います。

「中国に立ち向かう役は日本にやらせよう」...元々日本人はそうしているので問題ないでしょう。むしろ朝鮮半島から足抜けを図る米国がいかにうまく足抜けするかに興味があります。