「本気でこれをずっと続けるのか?」「もちろん」

 正直に言うと、「ここまでやるか」という印象を受けた。最新のボディショップがすごいのはもちろんだが、手作業によるボディ確認工程はアストンマーティンさながらだ。台数も少なく価格も高いアストンならまだしも、(もちろん絶対価格は安いものではないが)日本でも1500万円以内で買える“量産車”としては、キュービングを用いたチリの精度を含めそのクオリティとしては異例だろう。

 そこで、ボディショップの責任者に「本当に、今後もこのやり方を続けるのか」と尋ねると、「将来的には部品レベルで精度をあげて、より効率化を図っていく」と当然の如く答えた。彼へのインタビューは、後編でお送りしよう。

ライプツィヒ工場の敷地は、もともと野生の馬や牛が生息していた草原エリアであり、いまも動物と共存できるよう、1000本以上の木を植えるなどしながら敷地を拡張しているという。4度の拡張工事を経て生産エリアは約6万平米にも及ぶ。サステイナビリティに関する技術も進んでおり、工場の屋根には太陽光パネルが敷き詰められ年間最大80万kWhを生み出す。品質保証システムなどはペーパーレス。レースコースをウェット状態にしたり、トラックを洗浄するために雨水を備蓄している。完成車の80%は、工場敷地内にある鉄道で港まで輸送され、余分な梱包材などを減らしている。新型パナメーラではさらに溶接工程を減らし、ロボットが発生する熱量も減らしたので、エアコンの使用量、CO2排出量も低下した。また将来的には、いまカイエンやパナメーラにラインアップされているプラグインハイブリッドカーなどから回収したバッテリーの二次活用を検討しており、ソーラーエネルギーなどを蓄電し工場に利用することも検討しているという
ライプツィヒ工場の敷地は、もともと野生の馬や牛が生息していた草原エリアであり、いまも動物と共存できるよう、1000本以上の木を植えるなどしながら敷地を拡張しているという。4度の拡張工事を経て生産エリアは約6万平米にも及ぶ。サステイナビリティに関する技術も進んでおり、工場の屋根には太陽光パネルが敷き詰められ年間最大80万kWhを生み出す。品質保証システムなどはペーパーレス。レースコースをウェット状態にしたり、トラックを洗浄するために雨水を備蓄している。完成車の80%は、工場敷地内にある鉄道で港まで輸送され、余分な梱包材などを減らしている。新型パナメーラではさらに溶接工程を減らし、ロボットが発生する熱量も減らしたので、エアコンの使用量、CO2排出量も低下した。また将来的には、いまカイエンやパナメーラにラインアップされているプラグインハイブリッドカーなどから回収したバッテリーの二次活用を検討しており、ソーラーエネルギーなどを蓄電し工場に利用することも検討しているという

(続く)

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