(写真=アフロ)

 運動経験の少ない人や、仕事で時間がなかなか取れないという人でも、手軽に始められる有酸素運動として人気のウオーキング。ダイエットや健康維持のために取り組む人も多いが、一方で「効果を感じられない」という声も聞かれる。そんな人は、「インターバル速歩」を試してみてほしい。

 インターバル速歩とは、信州大学大学院医学系研究科の能勢博教授が提唱するメソッドで、ややきついと感じる早歩きとゆっくり歩きを交互に繰り返すウオーキングのこと。早歩きで筋肉に負荷を与えつつ、ゆっくり歩きを挟むことで無理なく続けられ、持久力もアップするという。

 平均年齢66歳の中高年を対象に、4カ月間のインターバル速歩が与える影響を能勢教授が調査したところ、BMI(肥満度を示す体格指数:体重kg÷〔身長m×身長m〕)や血圧、血糖値などに改善効果が認められ、体力の低い人ほどその効果が高かった(下図)。また、別の調査では、インターバル速歩を続けることで、「1カ月で歩くのが楽になった」「3カ月で風邪をひきにくくなった」「5カ月で筋力、持久力が最大20%向上した」といった変化が表れたという。