そのブランディングデザイン本部が策定し、最近のテレビCMなどで盛んにアピールしているキーフレーズがある。それが「Be Original.」だ。

■新生シャープのコーポレートスローガン「Be Original.」
上の文字はシャープのサイトから。
シャープ ブランディングデザイン本部長
大矢隆一氏

 2016年10月に開催されたIoT(モノのインターネット)関連の展示会「CEATEC JAPAN2016」で発表したもので、シャープでは「コーポレートスローガン」として発信している。こうしたスローガンを決めたことも初めてという。いわば“新生シャープ”の決意の表明だ。

 「コーポレートスローガンは(買収以前の)業績悪化の時期に策定したもの。その後、新社長にも説明して承認を得て、引き続きこれを発信していこうとなった。
 シャープが創業して既に100年以上たつが、新体制による次の100年に向けた新たなスタートとして、今回のコーポレートスローガンを考えた。
 私自身も社内にコーポレートスローガンが示す意味を説いて回り、社内の意識改革につなげている」(大矢隆一ブランディングデザイン本部長)。

■シャープの売上高や営業利益の推移と、ブランディング活動の動き
鴻海精密工業に買収される以前から、社員の結束を図るための新たなブラディング活動を画策していた。新体制への移行後、新社長からも正式に了承され、さらなる結束に向けて社外はもちろん社内にも新ブランドとなるコーポレートスローガンを浸透させている。