日経ビジネスは4月17日号で、企業や商品のブランドを4つの因子で探り、総合力を評価する「ブランド・ジャパン2017」のランキング結果を公表した。

 今年20周年を迎える楽天は、同社の主力事業「楽天市場」のブランドが33位から12位へと浮上した。サービスの細かな使い勝手の改善が認められたことが主な要因だ。PR推進課の五十嵐正宏アシスタントマネージャーは「使い勝手の良さの改善に力を入れた1年だった」と振り返る。

 楽天市場はこの20年間で、4万4000店を抱える巨大インターネットショッピングモールへと成長を遂げた。この間、購入手段はパソコンからスマートフォンへと移行。スマートフォンの小さな画面でも、ストレスなく買い物ができるように多くの点を改善してきた。

 まず、商品群を洋服や食品など4つのカテゴリーに分けた。例えば、家具であればサイズや雰囲気で絞り込めるようにして、お目当ての商品にたどりつきやすくした。また、同じ商品なら最安値の店舗を見つけやすくした。

 ほかにも、複数店舗で商品を買おうとする時にまとめて決済できるようになった。これまではそれぞれの商品で決済しなければならず面倒だった。こうした細かい点を数多く修正してきたことが今回評価された。

コンシューマー市場(BtoC)編の「総合力」ランキング
順位 ブランド名
2017 前回順位
1 12 STUDIO GHIBLI スタジオジブリ
2 3 YouTube
3 1 Amazon アマゾン
4 11 Disney ディズニー
5 7 CUP NOODLE カップヌードル
6 25 NISSIN 日清食品
7 68 HEATTECH ヒートテック
8 2 Google
9 8 Haagen-Dazs ハーゲンダッツ
10 13 7-ELEVEn セブン-イレブン
11 15 DAISO ダイソー
12 33 楽天市場
13 4 キユーピー
14 48 STARBUCKS スターバックス コーヒー
15 27 SUNTORY サントリー
16 52 YAHOO!
17 58 Coca-Cola コカ・コーラ
18 5 TOYOTA トヨタ自動車
19 10 Panasonic パナソニック
20 60 meiji 明治
21 37 セブン&アイ・ホールディングス
22 77 Wikipedia ウィキペディア
23 67 TOKYU HANDS 東急ハンズ
23 31 MOS BURGER モスバーガー
25 173 Kao 花王
26 49 ヤマト運輸
27 22 Calbee カルビー
28 111 KAGOME カゴメ
29 40 AEON イオン
30 6 UNIQLO ユニクロ
31 28 Apple アップル
32 81 FamilyMart ファミリーマート
33 64 ガリガリ君
34 58 SONY ソニー
35 51 KFC ケンタッキーフライドチキン
36 53 Mister Donut ミスタードーナツ
37 126 KIRIN キリンビバレッジ
38 19 glico 江崎グリコ
39 68 MORINAGA 森永製菓
40 66 丸亀製麺
41 44 NIKE ナイキ
42 28 dyson ダイソン
42 60 宅急便
44 83 CALPIS カルピス
45 95 じゃがりこ
46 88 キリン一番搾り
47 24 iPhone
48 120 ANA 全日本空輸
48 32 MUJI 無印良品
48 18 USJ ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

調査概要
監修は、日経BPコンサルティングが設立する「ブランド・ジャパン企画委員会」。調査機関は日経BPコンサルティング。2016年11月9日から12月5日の間にインターネット利用者に対して、独自の調査システムを用いて、ブランドのポジショニングを明らかにする設問への回答を求めた。コンシューマー市場(BtoC)編の調査対象は企業ブランド(企業名・グループ名)と製品・サービスブランドの合計1000。18歳以上の男女の調査対象者からの回収数は3万5020。ビジネス市場(BtoB)編の調査対象は、企業ブランドのみ500ブランド。18歳以上の有職者からの回収数は2万551。