将来やりたいことがしっかりしている人は印象に残る

エントリーシート(ES)やその後に続く面接ではどのような記載、やり取りがあるのでしょうか

中村:三井住友銀行への思いや、そこでどんな仕事をやってみたいか、これまでやってきたことなどを書いてもらいます。そして面接ではエントリーシートを踏まえつつ、これまで頑張ったことや入行後やりたいことなどを話してもらいます。なるべく双方向になるように、得意なことをしゃべってもらい、人柄や本音を理解したいと思います。

 例えば、将来やりたいことがしっかりしている人は印象に残ります。銀行側に過度に合わせるのではなく、自分のメッセージをはっきりと伝えられる人がいいですね。企業側が人材を選ぶというだけでなく、「自分も就職先を選ぶ立場なのだ」という気概がにじみ出てくるような人が理想です。一方的に覚えてきたことをしゃべるだけでなく、心を開いて向き合ってくれればありがたいですね。

学生さんからは、「銀行員=文系」というイメージが強い、との声も聞きますが、実際はどうですか。

中村:銀行では文系だけでなく理系の活躍分野が広がっています。具体的には、IT(情報技術)と金融を融合した「フィンテック」やリスク管理など様々な分野があります。もちろん、理系出身でも営業職などを希望しても構いません。これまでやってきたことを活かしつつ、可能性を広げてくれればと思います。

英語力は必要ですか。

中村:採用において英語の基準は特にありません。ただ内定者の多くは結果的に英語関連の試験で高得点の傾向があるように感じます。

 2016年卒の内定数は約1800人。エントリーシートへの応募数は非開示。17年卒の採用予定は未定。選考プロセスはエントリーシートや面接などで構成する。