年間で最大20店舗をドンキとの共同店舗に

6店舗の成果次第で、ほかの店舗をどういう形に変えていくか考えていくわけですね。

高柳:ええ。6店舗がうまくいけば、2018年度に最大で20店舗ほど開く予定で進めています。それまでユニーのGMSが展開していた衣料品や日用雑貨の部分を、ドンキと共同で展開していくイメージです。

 今、ユニーの店舗の2階、3階部分はテナントが多くなっています。自分たちで商売している部分は減っていて、多くのテナントにお願いしているのが実態です。最近は、そのテナント誘致も正直厳しくなってきています。例えばユニクロさんにしてもニトリさんにしても「もうあまり出店しない」となるかもしれない。その点で、ドンキを導入するメリットは大きい。

ネット通販の台頭にはどのように対応しますか。

 僕らの特徴は店を持っていることです。そうするとお客に来ていただけないとどうしようもない。集客をいかにできるかというのは、本当にリアル店舗の生命線です。ドンキが加わることで集客力が上がって機会ロスが減る。そしてたくさん商品が売れるという構図に持っていきたい。

 買い物が「用事」の人はネットで買ってしまいます。でも買い物が「楽しみ」な人はたぶんリアル店舗に来てくれる。リアル店舗へ行って、「こんなものがあったのか」と思えるものがあれば来てもらえる。それをどうやって生み出していくか。そういう戦いだと思うんですよね。

 ユニーでもネットスーパーをやっていますが、アマゾンと同じ土俵で戦ったら、僕は勝てないと言っているんです。むしろ、本当にリアル店舗でしかできないことを徹底的に考えて、集客につなげていく方が競争力の強化になります。アマゾンはそこには入って来られないですから。

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