ツイッターやインスタグラムなどのSNS(交流サイト)で料理動画が流行っている。完成までの手順が早送りで見やすく編集されたもので、「1分クッキング」と呼ばれる動画サービスだ。スマホの普及を背景に、スキマ時間の争奪戦が始まっている。

 スマートフォン(スマホ)などで手軽に見ることができる、1分以内に編集された料理動画が人気だ。テキパキと手際よく作る手元を真上から映したもので、早送りで編集されているため短い時間で完成までの工程を見ることができる。言わば「1分クッキング」。

 ツイッターやインスタグラム、フェイスブックなどのSNS(交流サイト)を使って配信されており、女性を中心に絶大な支持を集めている。食品やキッチン家電メーカーといった大企業とのコラボレーレーション企画も増えており、その市場性に注目が集まっている。

パナとコラボ、米国発の料理動画

 料理動画を配信するテイストメイドは米国のほかブラジル、アルゼンチン、イギリス、インドネシア、フランス、日本に拠点を構えている。ソーシャルメディアのフォロワー数の合計は、3000万人、月間再生回数は25億回を超える人気だ。

 日本でも今年1月からオリジナルのコンテンツの制作を始め、8月に日本法人が立ち上がった。現在のフォロワー数はフェイスブックが160万人、インスタグラムが85万人、ツイッターが45万人。毎月20~30万人のペースで合計フォロワー数が増えており、月間の再生回数は約8000万回にも及ぶ。

 テイストメイドをはじめとする料理動画は、手元を真上から撮影し文字で材料や手順の説明をしているものが多い。

 テイストメイドの日本法人、テイストメイド ジャパンは11月23日から、マーケティングの一環として、人気レシピメニューの実店舗での販売に乗り出す。家電大手のパナソニックとコラボ。パナのホームベーカリーやオーブン、コーヒーメーカーなどを使用し作った3種類のオリジナル朝食メニューを販売する。

11月23日~28日の期間限定で、サイン代官山(東京都渋谷区)にて3種類のオリジナル朝食メニューを提供する。販売時間は11時~15時。