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瀬戸氏の外堀は埋まっていた

●LIXILグループの売上高と純損益の推移
業績が悪化するたびにトップ交代

 それでも最終的には賛成多数で人事案は承認された。取締役会は潮田氏を含む旧トステム出身者と潮田氏が招いた社外取締役が多数派を形成しているのだから当然のことかもしれない。

 加えて天候不順などによるリフォーム工事の遅延やアルミサッシなどの価格制度変更に伴う混乱などでLIXILグループの業績は低迷している。2019年3月期の純利益予想を前期比97%減の15億円に下方修正し、株価の下落も続く。瀬戸氏の外堀は埋まっていた。

 瀬戸氏の前任で米ゼネラル・エレクトリック(GE)上級副社長を務めた藤森義明氏を招く以前から、潮田氏は瀬戸氏を招聘しようと動いたこともあった。それほど、潮田氏は瀬戸氏を高く評価していた。どこで2人の関係は綻んだのか。

詳細は2018年11月12日号の『日経ビジネス』、『日経ビジネスDigital』で公開します。