既に提案のアイデアはある

となると、成果はDeNAの既存事業全般に適用されていくと考えていいのでしょうか。

守安:していきたいと考えています。世界トップレベルのAI技術を活用できるようになったので、社内のエンジニアはどれがどの部分に活用できるのか考えるようになります。私にも当然、案はあります。ただそれが本当に実現可能なのかどうか分からないので、現場の人間と考えて、インパクトのあるものを出したい。

 社外との協業も加速するでしょう。既に、提案に行こうとイメージしている企業もあります。

社外に提案するとしたら、時期は年内でしょうか。もっと先ですか。

守安:それは随時やっていきます。既に協業している企業などで、AIがうまく適用できるかもしれないと思っているものもありますから。

DeNAは未来志向の協業が続いています。ゲーム一本足からの脱却にも見えます。守安さんが主導されているのですか。

守安:今回のAIを含め、完全に僕ですね。

それは危機感があるから?

守安:ゲーム事業はボラティリティが高い。一方で、安定している事業も必要。両方ないと経営は難しいんですね。今回のAIは、危機感というより、チャンスだと捉えた面が大きい。インターネットが出てきてこれだけ広がった。AIも同じようなポテンシャルを持っていると考えています。