「はっきりしゃべってくれ!」と怒号

高田会長「今回の事件までは市場における問題は発生していなかった。そういうことなんだろうという話はあるが、再現性もないこともあって…、我々は全てのことをやってきた。最終的にはこういう結論になって…」

別の株主「株主還元はゼロになると。一方で、全ての資産をKSSに譲渡すると。株式は最終的にどうなる?見通しは?」

高田会長「……」

 ここで別の株主から声が飛ぶ。「ちょっと分かりにくいなぁ。はっきりしゃべってくれ!」

高田会長「申し訳ありません…。以後、気を付けます」

吉田取締役が回答する。「株主に回る資金はあまりない。整理銘柄が終了した段階で、もし株主において価値がなければ、買い取りが起こる。そういう状況になれば、株主における価値はない、と…。一般的にはそう想定されます」

 いくつかの質問が続くが、経営陣による淡々とした回答は変わらない。怒りを露わにする株主が増え始める。

株主「リコール対象車に乗っている。会長にお目にかかるのは最後かもしれない。どこに責任があるのかはっきりしてほしい!」

別の株主「質問の前に、会長の説明がひどい。1年前から変わっていない!終始、言い訳。人のせいにしている。マスコミへのリークはどこから?情報漏らしているのは会社だろう!『我々はまっとうに経営していた』というが、問題はトップの姿勢だ!」