富士フイルムの決算延期の原因は富士ゼロックスの会計疑惑(写真:北山 宏一)

 富士フイルムホールディングスは5月22日、発表が遅れている2017年3月期の決算開示が6月以降にずれ込むと発表した。富士フイルムは4月20日に、子会社の富士ゼロックスのニュージーランド販売子会社において、不適切な会計処理の疑いで220億円の純損失が出ることを公表していた。

 会計処理の詳細を調査するために立ち上げた第三者委員会は、当初は5月中に調査結果を取りまとめ、富士フイルムHDはその報告を受けて決算発表を行うとしていた。ただ、調査には時間を要しており、調査結果の報告は6月になる見通しという。

 ニュージーランド子会社の不透明な会計処理については日経ビジネスが詳報。現地マスコミや議会でも取り上げられ、ニュージーランドでも関心が高まっている。