レゴランド事業では30パーセント以上の高い営業利益率を上げています。

ヴァーニー:効率的な運営と、他の施設との複合化による相乗効果などで高い営業利益率を達成できています。ただし、一度作ったきりでは来場者に飽きられてしまいます。常に新しいことを提供しなくてはならないのです。逆に言えば、再投資を続け顧客満足度を高めるためにも、高い収益性を維持する必要があると言えます。

来年開業のレゴランドホテルはどのようなものですか。

ヴァーニー:252の客室を持つ4つ星ホテルを予定します。米カリフォルニア州のレゴランドにあるレゴランドホテルと同規模、同クラスです。同ホテル内にはレゴのキャラクターが展示され、客室ではゲームが楽しめるなど宿泊客のレゴ経験が豊かになる仕掛けがしてあります。レゴのキャラクターごとに客室のテーマを変えるなどの工夫もしています。

 例えば1泊して2日間、最初から最後までレゴの世界に浸れます。レゴランドホテルもすべて子供のために設計されています。そこが、ほかのテーマパークのホテルとは全く違うところです。

多業態のテーマパークを展開するマーリンとしての将来的な目標と日本での展開について教えてください。

ヴァーニー:現在、当社は施設の総来場者数世界2位です。首位のディズニーには遠く及びませんが、長期的には追い越して、我々がナンバーワンになるのが目標です。

 そのために現在、推進しているのがアジアなどグローバル展開です。当社は英国企業であり欧州での売上高が依然として多いですが、米国、アジア市場の比重を増やし、近い将来それぞれ3分の1ずつ、均等にしたいと考えています。

 それに加え、毎年7カ所程度、屋内型エンターテインメント施設を開設する計画です。M&A(合併・買収)も進めます。今までろう人形館のマダム・タッソーなどの運営事業を買収してきました。日本でも買収機会は常に狙ってます。

 マーリンを設立した当時はトップ20のテーマパーク運営企業になることが目標でした。それから約20年で2位になりました。さまざまな業態の施設をグローバルに展開し、さらなる成長を目指します。