自動生成機(右下)で、多様な形・大きさの商品を包む段ボールが作れる

 最後に、段ボールの自動生成機「ボックスオンデマンド」を見学した。これはハッテランド社製ではないが、定型の段ボールでは入りきらない商品を梱包する段ボールを自動的に作る機械だ。長さや高さが通常のサイズとは違う商品などに対応する。商品の情報を読み取ると機械が動き出して、形や大きさ、長さに即した段ボールを自動的に作り上げる。これにより、大きめの段ボールに緩衝材を余分に入れて商品を梱包する必要がなくなり、輸送スペースが減り物流コストの削減にもつながったという。

 オートストアなど、通販発送センターへの今回の投資額は明らかにしなかったが、ホームロジスティクスの松浦社長は「3~4年で回収できる」とみている。

 国内では人口減少が続くうえ、日本という狭い国土では倉庫スペースを確保し続けることが難しい。かたやネット通販が普及し、物流のニーズは高まる一方だ。ニトリHDの白井社長は入社後、長く物流の業務に携わり、作業を効率化する必要性を強く感じていた。ニトリグループが始めた新たな取り組みは、他の物流関係者にも大いに参考になるだろう。