手前のコンピュータ画面で、全てのロボットの動作状況が分かる

 ロボット1台の消費電力は、掃除機の10分の1。4時間の充電で最大20時間稼働する。充電量が残り4割を切ると、走行スペースの端に設置された充電機器のもとに自ら進んで行って充電する。コンテナ最上部の横にはコンピュータ画面があり、全てのロボットの走行状況が確認できる。コンテナにはそれぞれ番号が付いているが、2番のコンテナには鳥のロゴをつけて社名の「ニトリ」をもじるなどの遊び心も取り入れた。

商品の入出庫作業も快適に

 記者は続いて、コンテナ下の入庫・出庫作業を見に行った。ここでは作業員が、端末を操作してコンテナを手元に取り寄せ、商品を積み入れたり、必要な分だけ取り出したりする。作業を終えるとベルトコンベアーで次の商品や箱が運ばれてくるほか、作業中に出る不要な梱包資材などは、上にある別のベルトコンベアーに載せればそのまま持って行ってくれる。

 入出庫を担当する作業員を見ると、倉庫内を歩き回ることなく、持ち場でずっと仕事しているのが分かる。これこそが、ニトリグループがオートストアの導入で狙ったものだ。作業負担を減らし、快適な労働環境作りを意識している。システムの導入で倉庫面積を従来の半分、作業者数を4分の1に減らせるという。