志賀氏はWHの暴走を止められなかった責任も問われている

WH本社からクルマで1時間ほどの距離にある訓練センター。2009年に撮影

 東芝はWHに関し米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用申請を検討しているという。

 志賀氏はWHの暴走を止められなかった責任も問われている。確かに「東芝とWHの意見が合わない局面もあるが、東芝の意見をごり押しする訳ではない」と語っており、WHへの遠慮が感じられる。

 「WHは東芝の命令を半ば無視して独立国のように振る舞っていた」という東芝幹部の証言もある。

 そんな志賀氏が最終局面で、遠慮していたWHの経営陣への圧力で責任を問われるならば、何とも皮肉な結末としか言いようがない。