無料版では視聴できないYouTube Red独自のコンテンツも用意する。独自コンテンツはYouTuberと呼ばれる人気の動画投稿者が制作する作品から、ハリウッドなどのスタジオと提携した映画や番組まで、幅広く揃えていく方針だ。

有料コンテンツ配信サービスは競争が激化

 オリジナル映像コンテンツの分野では、既に米ネットフリックスや米アマゾン・ドット・コムなどが配信サービスを世界で展開している。特に数万本と言われる独自コンテンツを揃えたネットフリックスは、世界190か国・地域でサービスを展開しており利用者は7500万人を超える。日本ではフジテレビなどのテレビ局とも提携し、独自ドラマを配信している。価格は月額650円から。

 NTTドコモなどが運営する「dTV」が国内最多の会員を抱えるなど、日本市場も独自映像配信サービスの競合は多い。全世界に配信できるYouTubeプラットフォームの強みを生かし、どれだけ利用者の興味を引き付けるコンテンツを用意できるかが、利用者獲得のカギとなりそうだ。

 YouTubeは米カリフォルニア州のベンチャー企業が2005年に始めたサービスで、2006年にグーグルが16億5000万ドルで買収した。日本では2007年にサービスを開始。売上高や利益は非公開。現在、毎分約400時間のビデオがYouTube上にアップロードされている。