米ラスベガスで1月9~12日の日程で開催されたコンシューマーエレクトロニクス見本市「CES 2018」。今年の主役は米アマゾン・ドット・コムと米グーグルによる音声アシスタント対決や次世代自動車だが、スタートアップの世界に目を転じれば、昨年に続きフランス勢の存在感が目立った。スタートアップが集う「Eureka Park」のフレンチテックを写真とともに振り返る。(日経ビジネスニューヨーク支局 篠原匡、長野光)
各国のスタートアップが集まる「Eureka Park」。その中でもフランス系スタートアップ、通称「フレンチテック」は抜群の存在感を誇っていた。La French Techのプロモーション担当者によれば、今年は昨年を上回る320社が参加しているという。
思わず足が止まった「LoveBox」。このかわいらしい木の箱はポジティブなメッセージ受信機。ポジティブなメッセージを受け取ると、赤いハートがくるくると回転、心温まるメッセージを見ることができる。現状は顧客が感謝の言葉を伝えるためのツールとしてホテルなどに置かれている。99ドル。
観光地のコイン式双眼鏡にも似た「Timescope」。仮想現実の技術を用いて過去や未来の風景を映し出す装置。実際に中を覗くと、第一次世界大戦で焼け野原になった欧州が再現されていた。美術館や観光施設が主なターゲット。