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 世界最大の技術見本市「CES」が米国時間の1月8日、米ラスベガスで開幕する。かつては薄型テレビなど家電の新製品を発表する舞台となっていたが、数年前から様変わり。自動運転やヘルスケアなど、幅広い技術を世に問う場になっている。

CES 2019の会場となっている米ラスベガスのLVCC(写真:日経xTECH編集部)

 注目を集めているのは「空飛ぶクルマ(Flying Car)」。日本人とイスラエル人夫婦の起業家が立ち上げた米NFTや、米Bell Helicopterなどが開発中の垂直離着陸(eVTOL)機の進捗を明らかにするもようだ。(関連記事

 大企業とスタートアップの“出会いの場”としても、CESは存在感を高めている。2012年に開設されたスタートアップが集うエリア「Eureka Park(エウレカパーク)」は年々規模を拡大。今年は世界中から1200社超が集結し、革新的な技術を披露し合う。ネット対応などの技術を組み込んだデジタル家電製品もすでにコモディティー化し、スマートフォンの進化も鈍りつつある。スタートアップが提案する様々な独自技術は、会場を盛り上げる原動力になりそうだ。

 このエウレカパークに目をつけたのが経済産業省と日本貿易振興機構(JETRO)だ。宇宙開発の「ispace」や家庭用ロボットの「GROOVE X」など国内のスタートアップ22社を選び、出展に必要なブース費用などを支援している。「世界に通用するスタートアップを育てるには、本場でアピールする必要がある」と関係者は語る。11日にCESが閉幕するまでに、どんな出会いがあるだろうか。