使える表現(2) I'm still not following you.(まだおっしゃる意味がわかりません。)

 エバンスさんが詳しく説明したにも関わらず、まだ理解していないことを伝えるために丸富士さんが言ったひと言です。「follow」は「ついていく」「追っていく」という意味ですが、日本語の「話についていく」と同じように使われます。今回は「not」が入り、否定文となっていますので「ついていっていません」となります。また、「still」が入ることで、「あなたが説明してくれたのはわかりますが、まだ話が見えていません。」といったニュアンスになります。

 自分が何かを説明していて、相手の理解度を確認したいときは、「Are you following me?」や「Are you with me?」と聞くことができます。私もよくミーティングで自分が説明をすることに一生懸命になり過ぎ、相手がぽかんとした表情になることがあります。そんなとき、このフレーズを使いますが、大抵「No, not really.」(いや、あんまり)と答えられ、泣く泣く説明を繰り返すことがあります(涙)。ミーティングでは説明する側も説明を受ける側も、コミュニケーションを取りあいながら話を進めていくことが大切ですね。

使える表現(3) You could provide them with IT training.(IT研修を行えばいいでしょう。)

 「provide」は動詞で「提供する」という意味です。名詞になると「provider」になり、「提供する人」となります。皆さんご存知のインターネット・プロバイダー(internet provider)は「インターネットを提供する会社」という意味ですよね。「could~」で「~ができる」という意味ですが、「you」を主語にすることで、「~ができますよね」と柔らかく提案をするときに使えます。今回は営業担当者たちに部署異動してもらうため、「研修を提供することができますよね」とエバンスさんがひとつの方法として提案しています。

使える表現(4)But perhaps some of them are looking for new challenges. (でも、多分新しいことにチャレンジしたい人もいるでしょう。)

 「look for~」で「~を探す」という意味です。「challenge」は日本語でもよく使われる単語ですが、名詞で「課題」といった意味の他に「難しいがやりがいがあるもの」といった意味でも使われます。ここでは「部署異動に関して悲観的にならず、新しい挑戦を探している人たちもいるかもしれませんよ」とエバンスさんはポジティブなコメントをしています。さすがエバンスさん、自分のアイデアをうまく相手に受け入れてもらうように、良い面を前面にアピールしてきましたね。