【詳しく会話の表現を見ていこう!】
男女共同参画やセクハラの対策、さらには雇用の平等の話に広がっていきましたね。今回も一緒に単語・表現を詳しく確認していきましょう!
使える表現(1) I've heard some stories about gender inequality in Japan.(日本の性差別に関する話を耳にしました。)
「I’ve heard…」で中学英語でも登場した「現在完了形(主語+have/has+過去分詞)」ですね。今回のフレーズでは「~を聞いたことがあります(耳にしたことがあります)」という過去の経験を表しています。何か会話を始める時や新たなトピックを始める時に、使いやすい言い方です。その後に質問をすることで、詳しい内容を聞くことが出来ます。
I have heard that the sales in Brazil have been increasing. Why is that?
ブラジルでの売り上げが伸びていると聞きました。なぜでしょうか?
I have heard that the advertising campaign was a big success. Could you tell me more about that?
その広告キャンペーンは大成功だったと聞きました。もう少し詳しく教えてくれますか?
「gender inequality」で「性別による不平等=性差別」という意味です。最近は日本のメディアでも「ジェンダー」という言葉が多く登場していますね。会話の後半には「gender equality」(男女平等)という言葉も出てきますが、「equality」(平等)という単語に「in-」を付けることで「不平等」という意味になります。
使える表現(2) Where do you stand on this issue? (この問題についてはどうなっていますか?)
「stand」で「立つ」という意味なのはお分かりだとは思いますが、「Where do you stand on this issue? 」を直訳すると「あなたはこの問題に関してどこに立っていますか?=どんな立場をとっていますか?」という意味になります。
「issue」は「問題」とここでは訳していますが、「problem」とは違います。「problem」は何かしら支障をきたす、困難を引き起こすものです。それに対して「issue」は「争点・論点」という意味もあり、「話し合う必要のあるポイント」というニュアンスがあります。以下のような場合では「problem」は使わずに、「issue」を使いましょう。また「issue」の代わりに「matter」を使うこともできます。
Could you look into this issue/matter and get back to me?
この件に関してご確認いただき、ご連絡ください。
使える表現(3) But there is only one woman on our board.(でも女性の取締役はたった一人です。)
「board of directors」で(取締役会)という意味です。ここでは of 以下が省略されていますね。他にも一緒に以下のものも覚えておきましょう。
「board members」(役員会のメンバー)
「board of directors meeting」(取締役会議)
役員の役職としては以下のものがあります。
CEOまたはChief Executive Officer(最高経営責任者)
COOまたはChief Operating Officer(最高執行責任者)
CFOまたはChief Financial Officer(最高財務責任者)
Chairperson(取締役会長)
PresidentまたはRepresentative Director(取締役社長)
Director(取締役)
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