使える表現(3) When the contract expires simply don't renew it.(契約が切れた段階で更新しなければいいだけです。)

 「expire」で「期限が切れる」という意味です。期限切れの状態であるということを伝える場合はよく受動態で「be expired」(期限切れになる)が使われます。

I am sorry but your credit card is expired.(申し訳ございません、こちらのカードは期限切れとなっております。)

This ID is not valid since it is expired.(この身分証明書は期限切れですので、使用できません。)

 「new」(新しい)の前に「re」(再び)が付いて「renew」で「更新する」という意味になります。エバンスさんは飲食サービスとの契約が切れたところで、更新をしなければいいというアドバイスしています。今回は「simply」(単純に)と付け加えたことで、「難しいことをするのではなく、単に契約更新をしなければいいんですよ」といったニュアンスで丸富士さんに提案しています。確かに「break the contract」(契約を破りましょう)という提案ではなく、「更新しなければいいだけの話ですよ」と、丸富士さんの背中を強く押そうとしています。

使える表現(4)That would put the food company in a difficult position.(飲食サービス会社は困るんじゃないでしょうか。)

 「put ~in a difficult position」で「~を困らせる・窮地に追い込む」という意味になります。文頭の「that」は「契約を更新しない」ことを指しています。

 「ただ更新しないだけの簡単なことですよ」と強気なエバンスさんに対して、飲食サービス会社の心配を丸富士課長はしているんですね。

使える表現(5) Of course the decision is up to you.(もちろん、決めるのはあなたですけれど。)

 「It is up to you.」(それはあなた次第です。)は日常会話でも良く使われるフレーズです。私も食事の場所を同僚と選ぶときなど、「イタリアンもいいなぁ、和食も捨てがたい…。どうする?」なんて決めかねている時に「Well, it’s up to you. Anything is fine with me.」(君次第だよ。なんでも大丈夫。)といった具合で使います。

 今回は主語が「decision」(決定・決定すること)ですから、「契約を更新しないかを決めるのは、あなたですから。」とエバンスさんは決定を丸富士さんにゆだねているようです。