(日本語訳)

丸富士氏:工場はとても効率的で誇りに思っています。

エバンス氏:そうでしょうね。
すべての生産工程も非常に効率的です。
しかし問題は生産工程ではありません。

丸富士氏:違う?
何が問題だと?

エバンス氏:製品の種類です。
利益を増やすにはこの生産ラインで多くの種類に対応できることが必要です。

丸富士氏:もし研究開発部門が新製品を開発出来なかったら?

エバンス氏:そんなふうに考えるのはやめませんか。
適切な人材から新しいアイデアが生まれますよ。
研究開発部門には具体的な目標設定が必要です。

丸富士氏:彼らにはクリエイティブであるよう常々言っています。

エバンス氏:私が言っているのは測定可能な目標です。

丸富士氏:どんなことでしょうか?

エバンス氏:時間管理にもっと責任を持たせることです。
期限を決め、守れない場合はペナルティを科すことです。
やりがいのある報奨プログラムを作ることです。

丸富士氏:そして営業にも参画してもらうことですね?

エバンス氏:そのとおりです。
士気が上がれば、研究開発部門に驚かされるかもしれませんよ。

【詳しく会話の表現を見ていこう!】

 今後のR&Dをどのように改革すればいいのか、エバンスさんから細かな提案がありましたね。今回も使える単語・表現が満載です。詳しく見ていきましょう!

使える表現(1) You should be. (そうでしょうね。)

 丸富士課長の「We are proud of our factory's efficiency.(工場はとても効率的で誇りに思っています。)」と誇らしげにコメントした丸富士課長。それに対してエバンスさんが返したのは「You should be. (そうでしょうね。)」の一言だけです。

 実はこのフレーズの後には「(be)proud of your factory’s efficiency」が隠れています。さらに確信があるときは「You must be.」、また少しカジュアルに「I bet (you).」といった表現もあります。

A: I am really excited about the new project! (新しいプロジェクトが楽しみです!) B: You must be.(そうでしょうね。)

使える表現(2) To increase profitability, you need to diversify your product line. (利益を増やすにはこの生産ラインで多くの種類に対応できることが必要です。)

 「diversify」で「多角化する」「多様化する」という意味です。エバンスさんは工場の生産工程が問題ではなく「diversification」(多様化・多様性=製品の種類)が問題だと言っています。

 今回は製品に関しての多様化が話題でしたが、最近は人材に関しての多様性もよく話題に取り上げられ、「ダイバーシティ(diversity)」という単語が日本でも多く使われるようになりました。「We are proud of our company’s diversity.(我々は我が社の多様性を誇りに思っております。)」というように使えます。